テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:乳癌
「乳癌。
患者数はこの20年で倍以上に増加。 現在日本人女性の20人に一人が患い、年間およそ1万人が死亡しています。 にもかかわらず日本における乳癌検診の受診率はわずか23.8%。 70%を越えるアメリカなど欧米諸国に比べ、かなり低いのが現状です。 そう、この事実は現在日本で乳癌の死亡率が増加している理由の 一つでもあるのです。」 これ、あるテレビ番組のナレーションです。 「みんなの家庭の医学」という番組です。 サブタイトルが、 「今!日本人に急増する"死にも至る3大病。 芸能人生還スペシャル」 一人目が黒沢年雄。大腸癌。途中から見たので、 冒頭のナレーションは聞いていません。 でも、手術後にも大腸にポリープができた、と言っていました。 黒沢さん、今後大丈夫かなぁ? そして二人目がこの冒頭のナレーションです。 登場したのはアグネス・チャン。 このナレーションの内容には間違いがありますね。 日本人に乳がんによる死亡者が多いのは乳がん検診受診率が低いから、 と、言いたいようです。実際に、あらゆる乳がん関連サイトでも そのように述べていますし、ピンクリボンでも検診を促しています。 1990年を境にアメリカでは癌罹患率及び癌による死亡率が 減少し始めたことはご存じですよね? この原因が早期発見だと日本では言っています。 だから検診を受けましょう、と啓発しています。 果たしてそうなのでしょうか?アメリカで癌罹患率及び癌による死亡率が 減少し始めたことは早期発見のおかげなのでしょうか? 否! 乳がんが早期発見されてもしこりが自分で容易に分かるくらいになってから 発見されても、死亡率には変わりがない、という調査もあります。 むしろ、マンモグラフィー検診など、放射線を浴びる検診は、 定期的に(毎年など)やっていること自体が乳がんリスクを上げてしまう というのです。 アメリカで癌の罹患率及び死亡率が下がり続けている本当の理由はなんでしょうか? 姉妹ブログの以下の記事をご覧下さいね? どうしてアメリカでは癌が減っているのか? http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/201003200000/ 続・どうしてアメリカでは癌が減っているのか? http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/201003260000/ 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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