名古屋栄 ル・レストラン シンジコガで、おじさんたぁ夫婦の古希祝い おじさんの大事な思い出を忘れないよう書いたんで長編ですからスルーしてください。
おじさんは今月、奥さんは来月、とうとう70歳。二回りも年下のうっちーが、お盆に会った時に「最高の夜にしますから古希祝しましょう。」と突然言い出して、あれよあれよと決まりました。レストランも素敵なお店を選んでくれました。グランメゾンって雰囲気です。皆さんが、お祝いに用意してくれたワインをソムリエさんが事前に抜栓してチェック。のむりえさんが用意してくれたブルーノ・パイヤール ル・メニル1989 ブラン・ド・ブランのマグナムです。35年前のシャンパン。まだまだ泡がしっかりと有りました。甘い珈琲ミルクが遠くに香るのが気持ちイイです、深呼吸したくなる。のむりえさんとは、ラシックにエノテカがオープンした時からのお付き合い。イノテカの紹介だった。68のバースデーヴィンテージ揃い踏みや、82の揃い踏み、いつも貴重なワインの勉強をさせてもらってます。京都祇園ささ木で、毎年、奥さんの誕生日祝いをしてもらえるのも、のむりえさんのお陰。この日、集まってくれた人たちは、みんな、おじさんより年齢は若いんですが、私に人生の遊び方を教えてくれた、謂わば師匠たち。仕事は全く関係が無い人ばかり。しんのすけさんが用意してくれた、ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ カーヴ・オジェ 2009懐かしいな~、大昔、ガッルーラで、二度飲んだ記憶があります。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)が、造っている白ワイン。サン・ヴィヴァン修道院跡地にある葡萄で造られており、これまでネゴシアンに売っていたものを、ワインショップ「カーヴ・オジェ」のために瓶詰めしたものです。コート・ド・ニュイのヴォーヌ・ロマネ村に、西暦900年頃、ブルゴーニュ公爵によってサン・ヴィヴァン修道院が建立されました。現在では、この修道院は廃墟となっていますが、DRCの共同経営者オベール・ド・ヴィレーヌ氏は、このワインの売上金を、サン・ヴィヴァン修道院の修復および、文化財としての保護目的で使用することを、ラベルに記載しています。しんのすけさんとは、おじさんのブログで半田の沢田鮨さんの日記を見てくれて繋がりました。岐阜の酒飯烹成で待ち合わせした時は緊張したな~おじさん同士の二人きりのオフ会だった(笑)お店の職人さんと仲良くなって、色んな食材、料理人の本音をよく知ってるんです。京都の地味だけどほんもんのお店を教えてもらうんですが、流行って欲しくないから、ブログに書いてはいけませんと言われてます。コルトンシャルルマーニュ グランクリュ トロ・ボー 1992昔のエチケットは味が在りますね。今年の一月三日の新年会に、うっちーがトロボーの2013年を持って来てくれたんで、おじさんが同じトロボーの2003年を出して飲み比べをしたね。京都のKさんが持って来てくれました。Kさんとは、ガッルーラが池下にあるころからの友達です。おじさんより、大人の対応が常に出来る人で、大人としてのお手本なんです。いそがしくて、一緒にお祝いをしてくれるためだけに名古屋に来てくれて、終わったら速攻で帰ってしまいました。いつもおじさんを楽しませようと色んな遊びを考えてくれます。京都の洋菓子屋さんに頼んで低糖質のバースデーケーキをたびたび送ってくれるんです。この日は、九州の豪華列車ななつ星の予約が始まったら、自分がひたすら電話しまくりますから、当たったらお二人でななつ星乗ってください。ってアイデア。いつになるか判らないけど、老後の楽しみ。うっちーが持って来てくれたピーター・マイケル キュベ・アンディジェーヌ シャルドネ 1992ポピーの花のマーク、覚えました。カリフォルニアの凄いシャルドネを最初に教えてくれたのは、随分前にロイマさんのキスラーだった。最近は、うっちーが、ピーター・マイケル、オーベール、マーカッシンといろいろ教えてくれました。残りは、コングスガード?。せいま様が持って来てくれたシャルム・シャンベルタン グラン・クリュ キュヴェ トレ・ヴィエーユ・ヴィーニュ ジョセフ・ロティー 1999神奈川から、おじさんた~夫婦のために、仕事を終えてから急いで来てくれました。二次会のあとには、朝の仕事に間に合うようお迎えの車で帰っていきました。忙しい中、ありがとうございます。銀座のお寿司屋さんを教えてくれたのも、着物を着ることを教えてくれたのもせいま様。は~~、凄いな~、美味しいな~としか言えない自分が情けないですが、せいま様のワインはそんなワインばかり。15年以上昔、ルーミエのレ・ザムルーズの1978年を飲ませてもらい、ひっくり返るくらい美味しかったことがいまだに忘れられない。東京で、始発までロイマさんと三人で飲んでた頃が懐かしい。ロイマさんとは、ロイマさんのブログをおじさんが知って付き合い始めました。やはり、池下ガッルーラ時代から。ワイン仲間とは、錦で遊ぶことは無いんですが、何故か、ロイマさんとはよく行きました。なるとやのラーメンも一緒に食べる仲です。トリフ丸ごと!!びっくりポン!!同じくシャルム・シャンベルタン ヴィエーユ・ヴィーニュ グランクリュ ジャッキー・トルショー 2004 おじさんがトルショー好きだから、ロイマさんが持って来てくれました。トルショーさんは、もうワイン作るのを辞めちゃったから、飲んだら二度と手に入りません。そんな希少なワインを飲ませてくれて感謝です。ロイマさんの二人の子供たちは、幼稚園時代から知っていて、いまでは一緒に飲める仲に。長い付き合いだな~コート・ロティ ラ・ムーリンヌ エティエンヌ・ギガル 19811981年は、おじさんた~夫婦の結婚した年。うっちーが、それを覚えていて用意してくれたんです。覚えていても、こんな昔のを持っていることが凄いよね。おじさん、昔、ワインの勉強をしたことがあるんですが、ロワール河とローヌ河がいつもごちゃまぜに成って判らんくなっちゃう(笑)ロワール河はフランスを東西に流れて大西洋へ。ローヌは、南北に流れて地中海にそそぐ川なんだよね。そこにコート・デュ・ローヌ地方と言うワイン産地があり北部と南部に分かれます。コート・ロティはその北側の一番上にあり、「火あぶりの丘」って意味だそうです。「ラ・ムーリンヌ」はその丘の単一畑のひとつでしたか?その辺あやふやですが、ギガルさんの凄い有名なワインのひとつだよね。1981年ですから、すっかりこなれてエレガントな味わい、美味しいな~うっちーのお母さんが、おじさんた~と同い年だそうです。だから親子で遊んでるようなもん?おじさんた~としては、優秀な息子が出来て嬉しい限り。今回のお祝いの会、主催してくれて本当にありがとうございました。せいま様を誘ってくれて10年ぶりに会うことが出来て嬉しかったです。これで、また東京で遊んでもらえます。シャトー ディケム リュール・サリュース 1981 ソーテルヌ おじさんが用意しました。素敵な夜をありがとうございました。年を取るのも悪くないな。この花たちのように、色んな個性の人達に仲良く囲んでもらえて人生を過ごしました。もう、充分幸せだ。これ以上欲張らないようにしなきゃね。