畠山みどり『恋は神代の昔からの畠山みどりです』/コロシート 1965年発売
畠山みどりさんの1965年発売の4枚組ソノシート盤(コロムビアレコードではコロシート)。全7曲+栃ノ海関との対談入り。Dusc 11.畠山みどりさんと栃ノ海関との対談2.「恋は神代の昔から」1枚目のソノシートに針を落とすと、いきなりニワトリの「コケコッコォ〜」と鳴き声が何度か入り続いて電車が走る音。これは、なんなんだ?と初めて聴くときはみんな驚くと思う。朝早い相撲の稽古場に畠山さんが訪ねてきたという設定。(設定というかホントかもしれないけど)隅田川のそばにある稽古場でかなり寒いらしく、寒さについての会話がしばらく続き^^;栃ノ海関が体格は小さめなのに強いという事に感動していると言う話。そしてちゃんこ鍋の話。栃ノ海関が、「じゃあ、お礼にちゃんこでもどうですか?」畠山さん 「まあ、うれしい。私食べたことないのよ。お礼に私、 レコード持ってきたんですよ。」栃ノ海関 「あのー畠山さんのレコード買おうと思ったんです、今、ちょうど。 さっそく聴かせてもらいます」で、「恋は神代の昔から」が流れ出すって構成です。ちょっと台本読みながらのセリフっぽさは否めないけど、これは貴重な対談。Disc 21.「出世街道」 2.「ハッケヨイ待った」Disc 31.「船は出て行く煙は残る」 2.「ちょうど時間となりました」Disc 41.「あゝしくじった惚れちゃった」 2.「聞いて頂戴この話」この7曲の事は何度も書いてるように思うので・・・このソノシートは1965年発売ですが、収録されてる曲は1962年〜1963年の楽曲です。初期のベスト盤のような扱いだったのかも。この次に発売されたコロ・シートは1963年に発売したシングル4曲のA,B面を収録。このコロ・シートの7曲の中は全て名曲で有名曲ですが、今、1曲選ぶなら「船は出て行く煙は残る」かな。コミカルなアレンジと凝った構成に惹かれる。「聞いて頂戴この話」も粋でカッコいい。「ちょうど時間となりました」も一度聴くと、しばらく頭にずっと残るインパクトがある名曲。3コーラス目の歌詞が一番好きだったけど、4コーラス目の歌詞もいつの時代も…って感じで良い。「♪貫一さ〜ん 下駄で女を蹴るなんて 明治時代でよかったね 今じゃ たちまち吊るし上げ 月を涙で曇らせて 丼叩いてうさばらし・・・」対談がなければ、きっと「さわらぬ神にたたりなし」が収録されてたと思う。裏ジャケ「ちょうど時間となりました」の歌詞のページ。子供の時に見てたら、ちょっと怖いかも・・・^^なんで爪楊枝・・・これも何となくシュールな写真で好きです。「ハッケヨイ待った」の歌詞ページに栃ノ海関との対談の写真