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おじなみの日記

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2017年01月18日
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森進一さんの1975年全国縦断リサイタルツアーのツアーラストを収録したライブ盤。
森さんは1974年「熱唱の森進一 オン・ステージ」から1980年まで
ほぼ毎年1枚ライブアルバムを発売していました。

1974年「熱唱の森進一 オン・ステージ」(大阪フェスティバルホール)
1975年「全国縦断リサイタル」(中野サンプラザ)
1976年「明日に向かって 全国縦断リサイタル」(中野サンプラザ)
1977年「オリジナル・コンサート~愛と涙のオン・ステージ」
1978年「オリジナル・コンサートⅡ~男と女の季節」
1980年「時は流れて・・いま 森進一イン武道館」

この後も数枚のライブアルバムを発売しました。

この1975年ツアーラストのライブ盤は2枚組ではなく、1枚に編集されています。
1974年も1976年も2枚組でボリューム感ある内容で満足なのですが、
この1975年のライブ盤は物足りなさをいつも感じてしまう。(A面に関してだけだけ)
B面は他にはない聴かせ所もあるので、どうしてもB面だけ聴く事が多い。

A面の内容は10年目を迎えるとの事でデビューから過去をさかのぼって1コーラスずつメドレーで
歌うのですが・・・
選曲はかなり好きです。でも、あまりにもブツ切れでフルコーラスかせめて1ハーフ聴きたい。

A面
1曲目「オープニング〜女のためいき」
2曲目「女の波止場〜命かれても〜ひとり酒場で」
3曲目「波止場女のブルース〜波止場町」
4曲目「旅路のはてに〜夜の走り雨」
5曲目「冬の旅〜襟裳岬」

デビューからの選曲は波止場に拘った選曲なので、大ヒット曲は山ほどあったのに
レコードではカットされています。

「女のためいき」はナレーションを挟み2コーラス歌っています。
「女の波止場」に関しては「♪あなたの名だけを呼んでいる」からのサビ部分のみなのが残念。
1976年ライブ盤でもこの曲はメドレーに組み込まれてしまい1コーラスのみ。
「命かれても」も「ひとり酒場で」も1コーラスのみです。
「波止場女のブルース」はあんまり歌わないので2コーラス歌ってるのはうれしい。
「波止場町」は短い1コーラスのみ。

「旅路のはてに」はライブだとスタジオ盤よりもずっとカッコいいから1コーラスは勿体ない。
1976年ライブ盤では2コーラス歌ってくれているのでいいけど・・・。
「夜の走り雨」はライブ盤に収録される事が少ないので、フルで聴きたい。
「冬の旅」はサビのみ。そしてA面ラストは「襟裳岬」
自分としては「夜の走り雨」と「冬の旅」の間に発売された「くちべに怨歌 」を
すっぽり飛ばしてるのが悔しい^^;
「くちべに怨歌 」は大人になってから、その曲の良さに気づいた曲。メロディもアレンジも凄く良い。


B面は貴重な曲の連続です!このB面の濃さは強烈。

B面
1曲目「今想えば」
この曲は作詞・作曲が蘭世さん。これは森進一さんのこの頃のペンネーム。
凄く斬新な楽曲です。これはシングルにもなっていないので聴く事がなかなか出来ないのが残念です。
とにかくメロディとアレンジのインパクトは凄い。

2曲目「即興演奏」 
作詞・作曲 森進一さん。
ここはお遊びのコーナーなのですが、森さんの凄さに驚きます。
客席からお題をもらって、その言葉を使ってその場で即興で作詞作曲をして、
その上、ギターの弾き語りで歌ってしまいます。
この時、出たお題が「三重県のもと子さん」「リサイタル最終日」「旅」「不死鳥」「男泣き」
「10年」「おかしな司会者」「怪傑ゾロ」「過去」以上9個のお題を全て使っての作詞作曲。
お題を聞きに客席を回るのが宮尾すすむさんです。
「おかしな司会者」は宮尾さん本人が却下!と言ってたのに森さんはきっちり歌詞に組み込んでます^^
ギターを抱えて5分ほどで歌詞を創り上げ即興で歌います。
レコードの歌詞カードには歌詞が載っていないので、拾ってみます。

「♪蚊に刺され 目を覚ましながらイライラして 憎い蚊を探す僕
  不死鳥のように飛ぶあの蚊 どう思います? 三重県のもと子ちゃん
 ところで今日は10周年を迎えたリサイタル最終日 
 過去を振り返りながらあ〜あ〜 旅に出れた おかしな司会者と共に
 怪傑ゾロを観る間もなく アランドロンを夢に見ながらあ〜あ〜 僕は男泣き」

曲調はもろフォーク調です。5分ほどで構成まで考えてしまうのは凄い。

3曲目「夏子ひとり」
この頃、この曲を大事に歌ってました。ライブでも後半のハイライトの一つのように歌われてました。
1976年ライブ盤にも収録されています。

4曲目「冬の旅」
この曲はスタジオ盤よりもライブで聴く方が数倍カッコいい曲です。
ライブ盤じゃなく生で聴くと更に感動は大きい曲。

5曲目「別れの接吻」
この曲がラストです!それも完全フルコーラスで聴けます!
一番新しいシングルだったからだと思いますが、この曲のフルコーラスの音源が残っただけで奇跡!
このライブ盤で、この曲だけは何回聴いたかわからない。
スタジオ盤の歌唱も鳥肌もんのカッコ良さですが、その100倍カッコ良いと言っても過言じゃない^^;
演奏はスタジオ盤をほぼ忠実にアレンジされています。
テンポはスタジオ盤よりもゆったりとさせて、歌唱をさらに引き立てるようになってます。

このライブ盤も含め全てのライブ盤をCD化してBOXで発売してほしい1



裏ジャケと帯


<スタジオ盤>
A面「別れの接吻」
作詞 阿久悠さん  作曲 平尾昌晃さん  編曲 馬飼野俊一さん

イントロからヴァースのパートのアレンジはソロバイオリンのオブリガードが印象的。
じっくり聴くとこれは演歌ではなくロッカバラードに近いと思えると思う。
サビの歌い上げに関しては、森さん以外ではここまで歌えないような気がする。


B面「霧笛」
作詞 山上路夫さん  作曲 平尾昌晃さん  編曲 馬飼野俊一さん

この曲はA面でも十分に通用した曲だと思う。
女歌なので他の女性演歌歌手がシングルA面として発売してもヒットしたように思う。






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最終更新日  2019年06月15日 07時18分19秒
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