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テーマ:楽天写真館(354468)
カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコース沿いに、オオアラセイトウ(ショカツサイ、ムラサキハナナ)が満開です。河原から道端・空き地まで、いたるところに咲いています。ムラサキハナナの名の通り、一面紫色です。ムラサキハナナは、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草です。
☆オオアラセイトウは、中国原産で、日本には江戸時代に輸入・栽培されていましたが、これが野生化したものです。オオアラセイトウ(大紫羅欄花)の名は、牧野富太郎博士が同じアブラナ科の園芸種ストックの和名「アラセイトウ(紫羅欄花)」に「大」を冠して名付けたとのこと。ショカツサイ(諸葛菜)の名は、諸葛孔明が広めたという伝説から。ムラサキハナナ(紫花菜)の名は、文字通り紫の花が咲く菜から。 ☆ムラサキハナナについても、花のつくりを観察してみました。花は4弁花で茎の先にたくさん付き、萼は細長い筒状で濃い紫色です。花びらには、細い紋様が見えます。 ☆4枚の花びらの中央に、6本の雄しべの黄色い葯と1本の雌しべが見えます。 ☆ウォーキングコースの途中で、ムラサキハナナと同じ形の白い花が咲いていました。ムラサキハナナも咲いている同じ場所で、この白花が数株咲いています。調べてみると、オオアラセイトウは、まれに白花があるそうです。茎の色は薄緑色で、葉の色も普通のオオアラセイトウより薄い色だそうです。 ☆葉やつぼみ、花の形も、ムラサキハナナとほとんど同じようです。 ☆花は4弁花で、茎の先にたくさん付いています。萼は細長い筒状ですが、ほとんど白色で先端が薄黄緑色です。 ☆花びらには、細い紋様が見えます。4枚の花びらの中央に、6本の雄しべの黄色い葯と1本の雌しべが見えます。 ☆なお、「ハナダイコン」という別名も使われていますが、これは本来、アブラナ科ヘスぺリス属の別の植物で、名称が混同して使用されています。ムラサキハナナは3月から5月に咲き、ハナダイコンは5月から6月に咲き葉や花の形も違うそうです。しろうと自然科学者はハナダイコンを見たことはありませんので、次の資料などを参考にしました。 ハナダイコン http://flower365.sakura.ne.jp/17/453.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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