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カテゴリ:園芸植物
☆11月中旬、ウォーキングコースのあちこちでコウテイダリアが一斉に咲き始めました。コウテイダリアは、メキシコからコロンビアにかけて自生するキク科ダリア属の多年草です。高さは、最大で6メートルにもなるそうです。(2014年11月12日撮影)。
☆草丈は3メートルから4メートル近くあり、コウテイダリア(皇帝ダリア)という名前にふさわしく、見上げるように大きく育っています。別名は、木立ダリア。コウテイダリア(皇帝ダリア)の学名はDahlia imperialisです。Imperialis(インペリアリス)は皇帝の意味ですから、皇帝ダリアの名は学名をそのまま訳して名付けられたのでしょうか。 ☆コウテイダリアの花びらは8枚、花の直径は20センチメートル以上あるようです。キク科の植物なので、秋になり日が短くなるとつぼみができ、花を咲かせます。街灯が近くにあり夜も光が当たると、つぼみが付かず花が咲きません。 ☆コウテイダリアの花は、周辺部の8つの舌状花と中心部の黄色い筒状花からできています。 ☆コウテイダリアの管状花を見てみました。管状花は、周りから順に咲いており、外側の花では雌しべ花柱の先端が2つに分かれています。 ☆コウテイダリアの管状花をさらに拡大してみると、花筒の先端は5裂しています。雌しべ柱頭が出ていない雄性期の管状花、2つに分かれた雌しべ柱頭が伸びている雌性期の管状花がわかります。雌しべ柱頭の先端には、細かな毛があるのがわかります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.20 02:56:49
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