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しろうと自然科学者の自然観察日記

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2015.01.01
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カテゴリ:山野草と野鳥たち
◎明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

☆「しろうと自然科学者の自然観察日記」は、2012年2月28日「日本水仙が見ごろです。」でスタートしました。そのウォーキングコース(玉川上水)の日本水仙の花は、12月初めから咲き始めていましたが、昨年末にはしだいに増えてきました。(2014年12月30日撮影)。
  • 15日本水仙.JPG

  • ☆日本水仙の花は、2月末まで3か月間にわたって咲き続けます。(2014年12月30日撮影)。
  • 16日本水仙.JPG


  • ☆これから冬の間は、随時「自然観察の振返り」を掲載していきます。テーマは、名前の由来です。

    ☆同じ「カラス」の名がつくカラス、カラスウリ、カラスノエンドウ、カラスノゴマ、カラスビシャク。由来は、それぞれ違うようです。

    ◎カラス(烏、鴉)―黒くて目がどこにあるかわからないので「鳥」の字を一画省略した

    ☆ウォーキングコースの畑の大木に、鳥の巣のようなものを見つけました。カメラで見ると、巣の中にカラスがいます。カラスの繁殖期は3月から7月頃で、3月頃から巣作りを始めるそうです。繁殖期の4月から6月頃には、巣にいる卵や雛を守ろうとするために、人への攻撃が多くなるそうなので、注意する必要があるようです。(2014年3月12日撮影)。
  • カラス1.JPG

  • ☆巣から飛んでいき、電線に止まっているカラスです。これは、嘴が細く上嘴が曲がっていないようなので、ハシボソガラスでしょうか。カラス(烏、鴉)の名は、「カーカー」という鳴き声が不吉を連想させ「気をからす」「邪気をからす」ような行動をしていることに由来する説、色が黒いので「黒し(クロシ)」が転化したという説、「カーカー」という鳴き声にウグイスなど鳥を意味する接尾語「ス」がついたという説などがあるそうです。なお、漢字の「烏」は、黒くて目がどこにあるかわからないので「鳥」の字を一画省略したと言われているそうです。(2014年3月12日撮影)。
  • カラス2.JPG


  • ◎カラスウリ(烏瓜)―カラシュウリ(唐朱瓜)から転訛した「カラス」の名?

    ☆ウォーキングコースで、初めてカラスウリの赤い実を見つけました。カラスウリは、本州・四国・九州に自生するウリ科カラスウリ属の多年草です。草木に絡みついて成長していきます。(2014年10月31日撮影)。
  • カラスウリ1.JPG

  • ☆カラスウリ(烏瓜)の名の由来は、カラスが実を食べるからという説や、赤い実はカラスが食べ残したように見えるからなどがありましたが、カラスは食べないようです。納得できずに昨年調べたところ、カラスウリはカラシュウリ(唐朱瓜)から転訛したもので、カラスウリの赤い実が中国から伝わった朱墨の原料の辰砂(しんしゃ、硫化水銀の赤い鉱物)の卵型の大きさのものに似ていることから名づけられたという説がありました。これは説得力があると感じました。(2014年10月31日撮影)。
  • カラスウリ2.jpg


  • ◎カラスノエンドウ(烏野豌豆)―マメが熟すと黒くなるので「カラス」の名


    ☆カラスノエンドウは、毎年4月中旬頃に一斉に咲きだしますが、2014年は3月下旬から見かけました。カラスノエンドウは、原産地はオリエントから地中海で、本州から沖縄に分布し、空き地・畑・道端など、いたるところに生えるマメ科ソラマメ属の越年草です。(2014年3月23日撮影)。
  • カラスノエンドウ1.JPG

  • ☆カラスノエンドウ(烏野豌豆)の名は、マメが熟すと黒くなるので「カラス」の名がつきました。「野豌豆」は中国での名称だそうです。(2014年5月28日撮影)。
  • カラスノエンドウ2.JPG


  • ◎カラスノゴマ(烏の胡麻)―食用として利用されないので「カラス」の名

    ☆ウォーキングで見つけたカラスノゴマの花。カラスノゴマは、関東以西の畑や道ばたに自生するアオイ科カラスノゴマ属の1年草です。(2013年10月4日撮影)。
  • カラスノゴマ1.JPG

  • ☆カラスノゴマ(烏の胡麻)の名は、種子が小さいのでゴマに見立て、食用として人に利用されることがないので、「カラス」の名が付けられたそうです。実を手に取ると、果皮が3つに裂けて種子が出てきました。これが正真正銘の「カラスノゴマ」です。(2014年10月31日撮影)。
  • カラスノゴマ2.JPG


  • ◎カラスビシャク―花(仏炎苞)を柄杓に見立て人が使うには小さいので「カラス」の名

    ☆道端に数本のカラスビシャクを見つけました。一昨年初めて出合い、名前を知りました。カラスビシャクは、日本全土の道端や畑に自生するサトイモ科ハンゲ属の多年草です。(2013年4月28日撮影)。
  • カラスビシャク1.JPG

  • ☆カラスビシャク(烏柄杓)の名は、花(仏炎苞)を柄杓に見立て、人が使うには小さいので「カラス」の名を付けたことに由来するそうです。(2014年5月1日撮影)。
  • カラスビシャク2.JPG





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    Last updated  2015.01.04 04:53:06
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