テーマ:歳時記(397)
カテゴリ:里山・歳時記
ブッシュのアホー。
世界の中心で、ブッシュにアホとさけぶ、天地 はるなであった。 関西では、バカをアホと言い、関東では、アホをバカと言う。 して、この境界線は、どこにあるのか・・・。 こんな、アホらしくも、バカバカしいことを、調べたのが、 関西人なら誰でも知ってる「探偵!ナイトスクープ」という番組。 そして、その中から生まれた、一冊の本、「全国アホバカ分布考」松本修<太田出版>を読んで大感激し、 作者にファンレターまで書いた、アホな私。 「アホバカ」を読んだ後、父に「あほ」という言葉の種類をヒヤリングした。 今から10年以上前で、80歳を過ぎた父は、「口上でこ」のあだ名どうり喋りまくった。 祖父は江戸時代、父親は明治10年生まれ、自分も、明治45年生まれという父は、岡山の古い言葉の宝庫だった。 そこで父が使ったり聞いたりしていたアホという意味の言葉は以下のとうりである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★アンゴウ系・・・アンゴウ、アンゴー、アンゴウダマ、アンゴウサク ★アホ系・・・・・アホー、アホウ、アホォ、アホウダマ、アホウタレ ★トロイ系・・・・トロイ、トレー、トロマー ★バカ系・・・・・バカタレ、バカモン、オオバカモン ★ダラ系・・・・・タラズ ★ゴジャ系・・・・ゴジャ ★ヌク系・・・・・ヌケ、ヌケソー、ヌケサク、ヌクイ、ヌクスケ ★ボケ系・・・・・トボケ、トボケサク ★その他・・・・・グズイ、トッパア、トッパー ヤッチモネー、ラッシモネー、コラッシモネー、 ★使うのを聞いたことがないもの チョウサイボウ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アホという言葉の豊かさに驚く。 **********昔、中国に馬家という高官がいた。 彼は、立派な邸宅を持っていた。 その資金は、貧しい民衆からの搾取によって、まかなわれた。 清廉潔白な高級官僚・白楽天は、貧しい民衆の立場に立って、そうした驕慢な者たちを憎んだのである。 豪華な邸宅になど住まないで、そのお金で、貧しい人たちを救ってあげたらどうなのか。 まあ、ごらんよ、あれほど栄えた馬家の邸宅も、いまや没落して・・・。 馬家のように傲慢に生きてはいけない。 世を治める人が持つべき徳を知らず、欲しいままに贅をむさぼって、自滅する馬家こそ、ほんとうの 「馬鹿者」なのである。 「全国アホバカ分布考」松本修<太田出版>より、抜粋********** ●「探偵!ナイトスクープ」は視聴者参加番組です。 「おしゃれ手紙」は、読者参加日記です( ̄▽ ̄) みなさんのお住まいの「アホバカ」調査中!! ******** 追 記 ***** ★よぉ★0605さん(北海道) >はるなさん こんばんは~ >「アホバカの日記」おもしろかったぁ~。 >北海道ではハンカクサイの他に 「タクランケ~」っていうのもあるんですよ~(意味はワタシもよくわかんないです ^^;) ----- 「アホバカ」、さすが北海道。 ★ハンカクサイ(半可臭い)系・・・ハンカクサイ ★タクラダ(田蔵田)系・・・タクランケーが出ましたか。 「タクランケー」は「田蔵田」という空想の動物が語源ですよ。 ( ̄▽ ̄) ●これを機に、以前から書きたかった、父の方言を少しずつ書いて残しておこう。 ■今日の体調■ *会社の近くの歯医者 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★6月8日*傘がない・・・。*UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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