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ローマ帝国はなぜ、滅亡したか。
かつて、円形大劇場や水道、カラカラ大浴場など、栄華を極めたローマ帝国が滅亡した話をテレビで詳しくやっていた。 円形大劇場は、現在のドームの原型で、雨天でも、ホロをかぶせて使えたと言う。 1000人も入れるカラカラ大浴場。 これらの公共事業のため、ローマ帝国の財政は悪化。 また、広大になった領土を守るために(なんと、イギリスにまで派兵されていた)必要な兵士の数の増大も財政破綻に拍車をかけた。 そのため銀貨の銀の含有量も、年をおうごとに悪くなった。 それでは、なぜ円形劇場、コロッセオやカラカラ大浴場のような、贅沢な「市民サービス」をしなければならなかったか。 それは皇帝が、ローマ市民のご機嫌をとるためだ。 ローマ市民がNOと言えば、皇帝だって失脚するという。 そのため、これでもか、これでもかと「サービス」をし続け、市民は、もっともっとと贅を尽くした。 「ローマの休日」というオードリーヘップバーン主演の名作映画がある。 この、タイトルでモメたそうだ。 「ローマの休日」とは、古代ローマの人たちの贅を尽くした堕落しきった生活をも意味するらしいからだ。 日本でも、高速道路が、各地に作られている。 生活のための道路なら、いざ知らず、タヌキが通るようなところにまで本当に必要があるのか。 神戸や静岡にに空港を作るという。 神戸なら大阪に、静岡は東京があるのに・・・。 日本は火の車だというのに・・・。 全て、国民の要求ためらしい。 けれど、その国民がNOという「諫早湾の埋め立て」は、なぜするのか? ローマ市民がNOと言えば、皇帝が変わることさえあったというけれど、日本では、いくら選挙でNOといっても、声は届かない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★12月1日*おとごの朔日* UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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