テーマ:クリスマスは・・。(581)
カテゴリ:環境問題
昨日は一日中、街の中を歩いた。
街には、クリスマスキャロルが流れていた。 大阪駅の「梅田コマ」からロフトへの道を歩く。 この道は歩行者用の道を幅広くとってある。 歩道の両脇の並木道も気持ちがいい。 歩きながら、「あっ!!」と声を飲んだ。 歩道の両側のうちの車道に面した方には、針金が巻きつけられて小さなランプが無数につけられている。 そのせいか、同じ木なのに、車道側の木は全て、もう一方より小さい。 葉も落ちていたり枯れていたりする。 この木たちは、長年、豆ランプにあぶられて、やけどをしているようだ。 それでも木は「熱いとも、痛い」とも言えない。 だから発育や葉っぱで危険信号を出している。 人々は何食わぬ顔で、木につけられた豆電球が光るさまを見ながら言う。 「ああ、きれい・・・」と。 木は、そんな薄情な人間に、愛想尽かしもしないで、日照りの夏には木陰をくれる。 「梅田コマ」から「ロフト」へと続く道がある。 歩道の両側に並木道のその道は、夜になると年がら年中、光のシャワーが美しい。 けれど昼にゆっくり歩いて見てほしい。 並木の片方は、針金を巻きつけられている。 それは、まるで、キリストの茨の冠のように見える。 よいクリスマスを・・・。 ■□■テレビしびれて■□■ ★わかば ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★12月22日*松迎え* UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[環境問題] カテゴリの最新記事
|
|