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2005.11.05
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カテゴリ:雑記
柿の木 柿1■11月は柿月

こんな子規に感化されて、いつのまにか私も柿好きになったのだが、知れば知るほど、柿は面白い。

第一、私たちの暮らしに深くかかわっていた。

民俗学者の宮本常一などが書きとめていることだが、

なんでも昔は、嫁入りにあたって実家から柿の苗木を持って行き、
それを嫁ぎ先に植えたという。

その嫁が生涯を終えると、大きくそだっている柿の枝が、火葬の薪やお骨を拾う箸にされた。

つまり、柿は女の生涯を象徴する木だった。


芭蕉に

里古(ふ)りて柿の木持たぬ家もなし

という故郷の伊賀上野での句があるが、古い村の家々の柿の木は、代々の嫁が残したものにちがいない。(続く)


坪内俊典・朝日新聞1990.11.17

・・・・・・・・・・・・・・・

「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれるくらいに栄養たっぷりな柿。

●トップのイラストは、たわわに実った柿の木のつもり。
でも、枇杷にも見えたりして・・・。(ノД`)

●今度の火曜日に、伊賀上野に行く予定。

芭蕉もみたであろう柿の木が見られるかな♪


隣る家もその隣る家も柿たわわ 高浜虚子

高浜虚子は、正岡子規の友人。
虚子の子どもの名前を子規がつけたとか。
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・・・・・・・・・・・・・・・

◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★11月4日*七つまでは神のうち*UP





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Last updated  2005.11.05 00:22:14
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天地 はるな@ Re[1]:大河ドラマ「光る君へ」と百人一首(03/04) maki5417さんへ 「源氏物語の女君」私も…

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