テーマ:オシャレ大好き(189804)
カテゴリ:トリビア
人の一生のうちで、成人式を迎えることは今も昔も大切なことであり、晴れ着によって一人前となったことを表示しようとしたのである。 (略)振袖のほかに被り物(かぶりもの)も重要な晴れ着だった。 綿帽子や絹布の帽子をさす。 以前はカツギ(被衣)といって着物を頭からすっぽりかぶっていた。 要するに頭部をおおうのである。 「民俗学への招待」宮田登 結婚式の「つのかくし」や綿帽子など、ほんとうに、考えてみれば改まった時には、頭を覆うものがある。 ドラマ「チャングムの誓い」でも、韓国の宮廷に使える男性は、いろんな形の帽子を被っていた。 だからというわけでもないのだけれど、友人と行った京都で、白いニットの帽子を買った。 左側に大きなコサージュがついている。 黒いコートに黒いズボンの地味な服も、コサージュのついた白いニット帽を被ると、とたんに、華やかになる。 「ケ」(普段着)から、「ハレ」の服装になった。 友人は、私の買った帽子を「大正ロマン帽」と名づけて、私の写真を写した。 暑さ寒さをしのぐため以上に、「かぶりもの」は楽しい。 ●イラストは、ネコの帽子。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★1月9日*成人式今昔/正月の食器を仕舞う * UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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