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2007.04.11
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カテゴリ:京都
桜・哲学の道 桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。
何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。
俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。
しかしいま、やっとわかるときが来た。
桜の樹の下には屍体が埋まっている。
これは信じていいことだ。
「桜の樹の下には」梶井基次郎

桜に魅せられて、4月10日、またふらりと京都に行きました。
この日は、*岡崎公園*の前の疎水を船で花見としゃれこむつもり・・・。
が、しかし、待ち時間、3時間半。 _| ̄|○

去年行った、*哲学の道*をたどってみることに・・・。

哲学の道は、散り始めた桜を見る観光客でいっぱい。
ガイジン(白人)も沢山いた。

私はいつも、ヨーロッパの人が羨ましい。

パリ、ロンドン、アムステルダムなど有名な街も、美しいが田舎も美しい。
公園が多い。
その公園も日本のような、ちゃちなものではなく、樹木が多い。
家並みも秩序をもっている。
河だって、日本のように、無粋な柵などない。
それに、あのホリの深い顔、スラリとした手足・・・。

嗚呼、ヨーロッパ人になりたい・・・。

といつもなら私は、そう思う。

がしかし、桜の下では、私は日本人でよかったと思う。

だって、ガイジンさんは、桜を見ても、
「ビューティフル!!!」だけ。

日本人の私たちは、

満開の桜の下で弁当を食べ、大はしゃぎするかと思えば、
散りゆく桜に、もののあわれを感じる。
桜餅を食べ、桜湯を飲む。

桜の下で死にたいという。

「桜の樹の下には屍体が埋まっている。」


そう言っても誰も笑わない。

それくらい、日本人は、桜を愛してやまないのだ。

この思いは、日本人しか分かるまい・・・。

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★4月11日*里山の歌・朧月夜/*UP
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Last updated  2013.11.04 22:42:49
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