カテゴリ:環境問題
梅雨だというのに雨が降らない。
持っている傘は、雨よけではなく、日傘と化している。 日本は、一見豊かな水資源に恵まれているかのように思われる。 年平均降水量は1718mmと、世界の平均降水量の880mmを大きく上回っているものの、 外国の河川に比べて勾配が急で長さも短く、降った雨もすぐに海へ流される。 日本の水資源は、その大部分を梅雨期や台風、それに雪。 雪は暖冬で年々、少なくなっている。 そんな中で、梅雨時に雨が降らないということは、水不足を意味する。 *一人一日平均の生活用水の使用量は319リットル*(平成13年度 有効水量ベース)。 これはこれは昭和40年に比べてなんと約2倍。 ものを惜しみなく使うことを表す「湯水のように」という例えや、 「日本では水と安全はタダ」 などという言い回し。 水はふんだんにあるもので、あって当たり前!というイメージがあるが、果たして本当にそうだろうか? 水は限りある資源。 湯水のように使ってはいけない!! みていた和尚(おしょう)や兄弟子は一喝する。 馬鹿野郎、粗末なことをするもんじゃない、と。 物を洗ったあとのわずかな水だから、もったいないもあったものではない。 なぜ、叱られたかわからぬ。 すると、つづいてこんな言葉がかえってくる。 一滴の水でも、草や木が待っておる。 なぜ、考えもなしに、無駄にするのか。 どうせ捨てるなら、庭に出て、これと思う木の根にかけてやれ。 「土を喰う日々」水上勉。 <参考> ※国土交通省 日本の水資源 平成16年版 ※関東地方整備局河川部 ホームページ ・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★6月17日*父の麦わら帽子:特別な日/佐賀のがばいばあちゃん★がばい語録* UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.18 10:41:41
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