テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
忘れていた優しさがここにある。 住宅展示場のトップ営業マンとして活躍する智宏(岡本健一)。 結婚し一人息子をもうけ、順風満帆な生活を送っていながらも、彼は仕事に追われる毎日の中で家族を省みる余裕を失いかけていた。 そんなとき、客として担当したある一家との出会いがきっかけとなり、心の奥にしまっていた、大好きだったおばあちゃんとの記憶が甦る。 不在がちな両親の代わりにいつもそばにいてくれたおばあちゃんが、教えてくれた大切なこと。 それは、智宏が忘れかけていた、かけがえのない家族の絆だった・・・。 82歳で映画初主演を果たした菅井きんと、岡本健一が贈る、おばあちゃんと孫と家族の絆を描いた心温まる物語。 ■佐賀のがばいばあちゃん■ ■西の魔女が死んだ■これらは、祖母と孫の物語。 祖父母と孫の関係っていいなと思う。 祖父は生まれる前に、6歳の時に祖母が死んでしまった私にとって、おばあちゃんやおじいちゃんの思い出は少ない。 私の父母も娘たちを可愛がってくれた。 下の娘、レイなど、岡山の祖父母の家から学校に通うと言っていたくらいだ。 先日、5歳の孫のちゅん太が来て、私と遊んだ。 トランプや坊主めくり、電車ごっこ、はては、風船をボールに見立てて、バレーボールごっこ・・・。 帰る時、普通に帰ったのに、家に着くと、 「ばあばのうちに行きたい」と大泣きしたそうだ。 祖父母は、孫と過す時間が少ないと本能的に分かっている。 だから、孫がかわいくて仕方がないのだ。 「サザエさん」で分かるように、少し前までは、3世代家族で住むのがあたり前だった。 地域社会があって、皆、少しずつ遠慮しながら暮らしていた。 しかし、いつの間にか、核家族が当たり前になった。 3世代で住んでいた頃は、誰かの目が届いていた。 しかし、核家族で、共稼ぎともなれば、子どもへの目が届かない。 老人はたった一人で住み、孤独死のニュースが流れる。 核家族で住むようになった時と土付きの野菜を見なくなった時代は重なるのかもしれない。 遠慮しながら暮らすというのは、しんどいかもしれないが、もう少し、寄り添って暮らしたいと思う。 ■追伸■ ★八百屋のおかみさん役の深浦加奈子さんの遺作。 ★四国の大洲市でロケをしたそうだが、昭和ないい町だ。 今度、行って見たい。 ★今年最初の映画がこれ。今年は何本見られるか。 ■映画2008■ ・・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★1月8日*昭和恋々:お正月/トリビアの井戸:コナモン文化 *UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.09 00:54:38
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