テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
さあ、人生を奏でよう。 かつてロシア・ボリショイ交響楽団で天才指揮者と呼ばれたアンドレは、いまやさえない劇場清掃員。 ある日、劇場に届いた「出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探している」というFAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。 それは彼と同じく、いまや落ちぶれてしまった、かつてのオーケストラ仲間を集め、ボリショイの代表としてこのコンサートに出場するというものだった…。 映画を見ると、「へぇー!!」と初めて知って驚くことがある。 今回の「へぇー!!」は、それは、主人公、アンドレがボリショイ交響楽団をクビになった理由。 時の首相ブレジネフはユダヤ人が嫌いでユダヤ系演奏家をクビにしようとした。 そのユダヤ系の演奏家たち全員をアンドレは守ろうとして、オーケストラをクビになったのだ。 「へぇ~~!!へぇ~~!!へぇ~~!!」 もちろん、これは映画で、作り話。 しかし、ブレジネフ元首相がユダヤ人を嫌ったことは事実なんだろう。 若く美貌のヴァイオリニスト、アンヌ=マリー・ジャケ役のメラニー・ロランの美しいこと。 この役のために生まれてきたような人だ。 全編に流れるクラッシック音楽がここちよい。 ラストのコンサートシーンは、聞き惚れてしまった。 12時の回は満員で立ち見。 しかたなく、3時の回に座って見たが、これも立ち見の人がいた。 終わって出ると、次の回も立ち見だった。 大人気なのが分かる気がする良い映画だった。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2020年4月日** ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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