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2010.08.11
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カテゴリ:トリビア
セミ
数日前、台所から何気なく見ると蝉が我が家をのぞき見している!!


この窓の下は、人、一人がやっと通れるくらいの広さというか狭さ。
貧相な木

しかし、そこには、隣の駐車場管理人に枝を切られて、貧相ながら、ビワの木とピラカンサの木がある。

そのせいか、うちの裏庭には、セミやセミの抜け殻をよく見かける。

そこで今日は、夏の風物詩、セミをテーマに書いてみる。
■「蝉しぐれ」

夏の季語だ。
この言葉を聞くと、日本人ならだれでも、夏休みやお盆、スイカ、花火・・・という風に夏を連想する。

映画なども、樹木を映して、ジージーという、セミの鳴き声を流せば、ああ、季節は夏だなと観客は思う。

しかし、ヨーロッパではそうはいかないらしい。
セミが棲むには寒すぎ、いても迫力に乏しいから認知度も低いらしい。
で、ヨーロッパの人たちは、蝉しぐれをノイズと認知。
ヨーロッパでは、蝉しぐれを消して上映するのだそうだ。
■「アリとセミ」

イソップ童話に「アリとキリギリス」というのがある。
これは、ギリシャの民話を元にイソップが作ったものだ。
ギリシャでは、「アリとセミ」という名前だったが、気温の高い所にしかセミはいないため、ヨーロッパの人は、ほとんど、セミはいないらしい。

そこで「アリとキリギリス」に変えたのだそうだ。

■地球温暖化とセミ。

日本の場合、成虫が出現するのは主に夏だが、ハルゼミのように春に出現するもの、チョウセンケナガニイニイのように秋に出現するものもいる。
温暖化が進む近年では、東京などの都市部や九州などでは、10月に入ってもわずかながらセミが鳴いていることも珍しくなくなった。

また、セミの種類も変わって来た。

なんで大阪には、こんなにクマゼミが多いんや?
近年,大阪市内では驚くほどたくさんのクマゼミが発生していま す.
そして,かつてはたくさんいたニイ ニイゼミやアブラゼミが少なくなっています.
地球の温暖化や都市のヒートアイランド現象で大阪が暖かくなったからでしょうか.
市民のみなさんと大学,博物 館の研究者がいっしょにこの問題を考え,謎を解き明かしましょう.


閑さや 岩に染み入る蝉の声 松尾芭蕉

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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2020年8月9日*迎え盆/「◎日本ちょっと昔話◎」始まります!!
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Last updated  2010.08.11 15:41:28
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