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カテゴリ:映画
幼くして両親を亡くしたジェイン・エアは、おばのミセス・リードに引きとられるが、おばやいとこたちの冷たい仕打ちにつらい日々を送っていた。 やがて寄宿学校に入れられ、親友と呼べる少女に出会ったものの、待っていたのは悲しい別れだった。 逆境にありながら勉学に励んだジェインは教師となり、住みこみの家庭教師の職を得る。 ミスター・ロチェスターという貴族の養女を教育する仕事だ。 ミスター・ロチェスターは無愛想でそっけない男性だが、ときおりのぞく誠実さにジェインはいつしか惹かれていく。 彼には恐ろしい秘密があることなど、知るよしもなく…。 大好きな小説「ジェイン・エア」は、これまで映画で見ることはしなかったが、今年の正月用にと買ったDVDで見た。 何度か映画化されているが、私が見たのは1944年のもの。 もちろん、モノクロ。 それだけに、重々しさや、暗さが出ている。 主人公のジェイン・エアが家庭教師として勤める屋敷の主人ロチェスター氏のは、オーソン・ウェルズにピッタリの役だ。 ジェーン・エアに、ジョーン・フォンテインが出ているが、彼女は、20世紀のジェイン・エアといわれる「レベッカ」に、主人公役で出ている。 孤児院で親友となるヘレン役にエリザベス・テイラー。 一目で、人を引き付ける華やかな顔をしている。 家庭教師という仕事は、この時代、教育を受けた女性の唯一の仕事だった。 下働きの女性よりは、ましというくらいで、家政婦と同じくらいだったのではないだろうか。 だから、その家庭教師とその家の主人との結婚は、当時としては、画期的なことだったのだ。 映画は時間が制約されれいるから、原作の全てを描いてはいない。 *親戚での陰湿ないじめ *孤児院でのつらい日々。 などをもっと描かないと、「ジェイン・エア」がなぜ、こんな風に成長したかが理解しにくい。 また、ロチェスター氏と別れた後のことなどな、描かれていなかった。 近々、新しく映画化されるので見に行こう。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2012年1月5日*風呂の松竹梅・・・もらい湯 /六日年越し* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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