テーマ:映画館で観た映画(8353)
カテゴリ:映画
ドイツはミュンヘン郊外、ローゼンハイムからの旅行者ジャスミンは、アメリカ旅行中に夫と喧嘩をし車を降りてしまう。 彼女は重いトランクを提げて歩き続け、モハーヴェ砂漠の中にあるさびれたモーテル兼カフェ兼ガソリンスタンド「バグダッド・カフェ」にやっとの思いでたどり着く。 いつも不機嫌な女主人のブレンダ他、変わり者ばかりが集う「バグダッド・カフェ」。 いつも気だるいムードが漂う中、ジャスミンが現れてから皆の心は癒されはじめる。 あの不機嫌なブレンダさえも。 そして二人はいつしか離れがたい思いに結ばれていくのだが……。 色彩の美しい映画だった。 中でも、黄色が多く使われていた。 多くというより、どの場面でも黄色が使われていた。 最初に気がついたのは、けんか別れをした夫が、砂漠に置いて行った、中にコーヒーの入った黄色いポット。 「バグダッド・カフェ」のスタッフが着ているシャツやTシャツ、バンダナ・・・。 制服ではないのに、黄色が多様されている。 そうそう、店のカーテンも黄色と赤。 日本で1989年3月に公開されたのは91分のアメリカ・バージョン。 1994年8月に公開された〔完全版〕はアメリカ・バージョンの30シーン以上のパートでカットが長くなっている108分のヨーロッパ・バージョンであった。 今回の〔ニュー・ディレクターズ・カット版〕は1994年のヨーロッパ・バージョンをベースに、監督自らが色と構図(トリミング)を調整し直し、2008年のカンヌ国際映画祭で初公開された。 今回は■第1回大阪・中之島ごはん映画祭 ■の作品。 このバグダッド・カフェには、美味しいごはんはない。 出てくるのは、コーヒーがほとんど。 耳から離れない主題歌「コーリング・ユー」はアカデミー賞最優秀主題歌賞にノミネートされ、その後、80組を超えるアーティストがカバーするほどのスタンダード・ナンバーに。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2012年10月10日*サルビア歳時記:10月の季語* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.11 15:30:27
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