テーマ:映画館で観た映画(8403)
カテゴリ:映画
この男の奇策、とんでもないッ! 戦国末期、武州・忍(おし)城。 周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれるこの城に、領民から「のぼう様」と呼ばれる成田長親という男がいた。 智も仁も勇もないが、誰にも及ばぬ人気があったこの男。 二万の軍勢を従えた石田三成は、秀吉に合流すべく、一路小田原城を目指す途中で忍城を包囲する。 寡兵の田舎城などすぐに落とせるはずだったのだが…。 城戸賞受賞脚本を壮大なスケールで描く、戦国合戦スペクタクル。 『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心、『日本沈没』の樋口真嗣が共同監督を務める。 歴史ものでありながら、歴史小説のファンだけでなく若者や女性たちの心をも掴み、累計130万部を突破した大ベストセラーを、8年の歳月をかけて映画化した本作。 戦国の大武将・豊臣秀吉にたった500人の軍で挑み、民から“でくのぼう”の意から「のぼう様」という名で慕われた成田長親(ながちか)の波乱に富んだ人間ドラマを描く。 「のぼうの城」ののぼうとは、でくのぼうから。 戦国時代、「忍城」の城主のいとこだというのに、武士らしさのかけらもない成田長親(ながちか)。 城代家老の父が倒れ、仕方なくというかなりゆきで、闘うことになった。 相手は豊臣秀吉の家臣、石田三成。 その兵の数2万というのに、のぼう軍はたったの500。 石田三成、断然有利。 最初から勝利が決まったような戦いで、石田三成を勝たせ、仲間うちに認めさせたいという豊臣秀吉の親心だ。 しかし、のぼう軍は地の利を生かして善戦。 初戦は、石田三成の敗北となった。 ならばと三成が考えたのが水攻め。 城にぐるりと堤を巡らせ、流れをせき止めると、水が押し寄せる。 水が城下や城を襲う勢いは、東日本大震災の津波を思わせる。 実はこの映画、昨年に上映の予定だった。 しかし、3.11の津波を思わせる画面に今年まで待ったのだそうだ。 2万の兵に500人の兵で勝ったとは、信じられないが、実話だそうだ。 その証拠に今も、石田三成が築いた堤が■石田堤■として残っている。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2012年11月13日*ヒモオトシ* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.14 19:14:37
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