テーマ:今日はこんな日(942)
カテゴリ:時事ネタ・主張
ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ 峠 三吉 ■平和記念公園のある広島の街■は木々と川に囲まれて美しいと思った。 私の住むまちも、こういうまちであったらいいなと思った。 しかし、木々が茂る公園もかつては、人々が暮らす家があった。 平和記念公園内にある、広島平和記念資料館で見たジロラマが、そのことを教えてくれた。 広島市の中心部であったこの地区には、沢山の民家や商店があったのだろう。 子どもがいて、親がいて、老人がいて・・・。 普通の暮らしがそこにあった。 1945年8月6日の朝、一発の原子爆弾で、この地区の暮らしは一瞬にして壊された。 建物は倒壊し、人々は瞬時に亡くなり、原爆で火傷をした人たちが、熱い、熱いと水を求めてて川に入り、そして死んでいったという。 かろうじて生き残った人々も、差別やいつ死ぬかもしれぬという恐怖に怯えながら生きた。 冒頭の ちちをかえせ ははをかえせ・・・ という有名な詩は、被爆者である作者、峠 三吉の叫びだ。 今日、8月6日は69回目の原爆記念日。 当時の惨事を語ることが出来る人は年々少なくなっている。 ヒロシマを忘れないために、私たち、戦争を知らない世代は、この碑を必ず見る必要があると思った。 ■ヒロシマを描いた映画■ ■父と暮らせば■ ■夕凪の街 桜の国■ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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