テーマ:■雑学王■(672)
カテゴリ:トリビア
NHK大河ドラマ■花燃ゆ■が12月13日終わった。
総集編は12月26日にあるそうだ。 最後は、主人公、みわ(ふみ)を迎える、山口県・萩の吉田松陰の家族様子。 松陰の兄、杉 民治は、子どもたちに学問を教えていた。 その妻は、子ども(生徒)に 「た(食)べり。」と握り飯を配る。 「たべり」とは、食べなさいという意味。 結婚して、兵庫県、高砂市に住む妹が「たべり」を使うが、山口県でも使われていたのかとビックリ。 さっそく調べてみて、またビックリ! 「食べり」というのは、北九州、福岡あたりで使われているそうだ。 北九州と山口県は近いから、同じ言葉を使うのは当たり前だ。 しかし、兵庫県の一部で使われているとは・・・。 そして、大阪の泉州地方でも使われているらしい。 「たべり」とは、食べなさいという意味と書いたが、北九州の場合は、少し違う。 座ってというのに、「座れ」と言わず、「すわり」と言い 食べろと言う代わりに「たべり」という。 ■命令形が「イ段」になるそうだ。■ 九州一の歓楽街中州でも、初対面のお姉さんたちは 「もっと飲み♪」 「こっちに座り♪」 「これ食べり♪」 「また来(き)♪」 「もう寝り♪」という。 どれも「イ行」だ!! そういえば、私も使う。 「座り」。 娘に、ちょっと文句が言いたい時など 「ちょっと、そこに座り」という具合に使うのだ。 「飲み」も使う。 幼児などに、「これ飲み」というふうに・・・。 「帰り」。 これは、「もう帰って」という意味。 「帰れ」という強い命令ではない、弱命令表現だ。 それにしても、「たべり」という言葉が、 北九州、山口、兵庫県の一部、大阪の泉州地方で確認されたというのは、驚きだ。 ・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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