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2016.08.26
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カテゴリ:父の麦わら帽子
すいか 私が、岡山に住んでいて、まだ本当に小さいころ、
母の下着は、腰巻だった。
母意外にも、ほとんどの人が腰巻をしていたのだと思う。

いわゆる、パンツも持っていたのかも知れないけれど、ほとんどの人は着物だったので腰巻が印象に残っている。

ある日、母は、白い布を買ってきた。
端切れを安く買ったのだろう。
それで、自分の下着を作っていた。

型紙もなく大雑把に形を決め2枚に布を切り、それを縫い合わせた。
私は、それを見ていた。
母は、裁縫は得意ではなく、いつも
「三針(みはり)一寸じゃ」と笑いながら縫っていた。
「三針(みはり)一寸」とは一寸、約3センチくらいの間隔に3針で縫うということだ。
そんな、苦手なことにも、母は立ち向かった。
  私たちには市販の下着を着せてくれたが、時々ゴム紐が切れたりゆるくなった。
そんな時には、ゴム通しでゴムを入れてくれた。

ゴムは、私が「ゴム飛び」の時に使っていた。

うちは貧しかったから、母は「パンツ」を自分で作っていたのかと思っていたが、
朝ドラの「とと姉ちゃん」でも
「下着の作り方」を特集した本を出していた。
あの頃は、みんな、なにもなかったけれど
なんでも、自分で出来る能力を持っていた。
「とと姉ちゃん」の中の暮らしは、私の幼いころの暮らしに通じて懐かしい。
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Last updated  2016.08.26 16:16:03
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