テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
舞台はロンドン。公立学校ながら、厳しい教師と生徒たちの間でささやかな対立がはじまっていた。 厳格な教えを説く教師たちや子供に過干渉な親たちと、それらに従うことなくそれぞれの目的や楽しみを見つけようとする子供たち。 気が弱く大人しい11歳のダニエルもそんな生徒の一人だったが、同じ学校に通うメロディという少女と出会う。 2人はいつしか互いに惹かれあい、悩みを打ち明け、初めて心を許す相手を見つけたと感じた。 アメリカでの公開は英国公開に先立つが、ヒットにはならなかった。 イギリスでは散々叩かれた。 デビッドとアランを救ったのは、『小さな恋のメロディ』と題された日本での大ヒットだった(この他に南米諸国、特にアルゼンチン、チリでもヒットしている)。 日本での人気は非常に根強く、定期的にオリジナル・サウンドトラック盤が欠かさず生産され続けている。 また、2010年開催の「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」上映作品選定の参考のため、2009年10月に一般から募った投票では、第8位となる人気をみせ、■2015年開催の「第三回 新・午前十時の映画祭」■ではラインナップに加えられた。 ネットで調べていたら、■なぜ、ここまで『小さな恋のメロディ』が日本で人気を得たのか。■という文章を発見!! もちろんそれまでミュージカル映画をはじめ、音楽が効果的に使われた作品は数多かったが、『小さな恋のメロディ』では、キーポイントの場面でビージーズやCSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)の曲が使われるが、そこだけがまるでミュージックビデオのような効果を発揮している。 50年近くを経て改めて観直しても、まったくその魅力は色褪せていない。 「メロディ・フェア」「若葉のころ」は映画以前の1969年にすでに発表されていた曲だが、歌詞も含め、映像とあまりにマッチしており、驚くばかりだ。 ビージーズは1977年に『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックを手がけ、爆発的ブームを起こすのだが、『小さな恋のメロディ』で彼らの曲と映画の美しいケミストリーはすでに起こっていた。 ■ダージリン急行■■ファンタスティク・Mr.FOX■ ■ムーンライズ・キングダム■ ■グランド・ブダペスト・ホテル■など私の大好きな映画監督・ウェス・アンダーソンも『小さな恋のメロディ』のファンであると公言している。 私が一番好きなのが「若葉のころ=First of May」。 これを聞くと涙が出てくる。 ■「小さな恋のメロディ」若葉のころ・ビージーズ■ ビージーズ大好きで、「マサチューセッツ」、「ホリデイ」などよく聞いた。 「ホリデイ」は、昔■ザ・タイガースのトッポこと加橋かつみ■が歌っていていたな・・・。(遠い目・・・。) 1971年の作品で、ロンドンの赤いバスには、車掌さんが乗っていた。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.27 00:10:55
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