テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
愛は最強。 第二次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のジョジョは、立派な兵士になるため、空想上の友達であるアドルフの助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで奮闘する日々を送っていた。 しかし、訓練中にウサギを殺すことができず、教官から“ジョジョ・ラビット”というあだ名をつけられ馬鹿にされてしまう。 そんなある時、自宅の壁裏で母親が匿っていたユダヤ人の少女エルサと出会う。 『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督がメガホンをとり、第44回トロント国際映画祭にて最高賞である観客賞を受賞した人間ドラマ。 第二次世界大戦中のドイツを舞台に、戦時下に生きる人々の姿をユーモアたっぷりに描く。 主人公の少年ジョジョを、今作が初主演となるローマン・グリフィン・デイビスが務め、ジョジョの空想上の友達であるアドルフ・ヒトラー役をワイティティ監督自らが演じる。 作品賞・助演女優賞(スカーレット・ヨハンソン)の主要2部門をはじめ、脚色賞・編集賞・美術賞・衣裳デザイン賞と見事6部門にノミネート! 映画の冒頭、ビートルズの「抱きしめたい」が鳴り響く。 曲に合わせるように、ドイツ国民は、ヒットラーに熱狂する。 ドイツ国民の動きがぴったりで、 「この音楽がヒットし、みんなが夢中になったように、私たちも、ヒットラーに夢中になったんです」と言わんばかりのシンククロだ。 10歳の男の子にとって、戦争は、憧れだ。 戦争ごっこといってもいい。 この映画は、10歳の男の子の空想と現実が描かれている。 そんな中、家の中で偶然見つけたユダヤ人の少女。 彼女をかくまっていることが分かれば、ユダヤ人はもちろんのこと、かくまった家族も死刑だという現実。 爆弾や鉄砲の雨から「欽ちゃん走り」で逃げ惑うジョジョに笑いながら応援した。 そんなユーモラスな場面が吹き飛ぶような、切ないシーン・・・。 靴ひもさえも、ママに結んでもらっていたジョジョが、最後に成長するシーンは、涙が止まらなかった。 ジョジョの友達、ヨーキーもキュート!! 1945年頃のドイツの一般家庭のキッチンがキュート。 ママの服や靴もいいと思ったら、アカデミー賞、美術賞、衣装デザイン賞にノミネート。 作品賞、とってほしい!! 監督は1975年、ニュージーランド、ウェリントン生まれ。 ヒットラー役もやっている。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.21 11:26:08
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