カテゴリ:読書
●あらすじ 万次郎がかねてから想いを寄せていたおせきが、突然尼になったという知らせが万次郎の耳に入った。 このことが間違いであってほしいと願う万次郎。 だがおせきが尼寺に入ったという話は真実であった。 理由が全くわからない万次郎は、女の噂に詳しいヒュースケンのもとを訪れる。 そこでヒュースケンから恐ろしい事実を聞く。 おせきに一目ぼれをしたヒュースケンが、彼女を襲ってしまったのだった……。 ●登場人物 ★伊武谷万次郎(府中藩士であったが、脱藩、浪人の身に。剣の才能に恵まれている)、 ★手塚良庵(医師・手塚良仙の息子。女好きだが、腕は確か)、 ★手塚良仙(良庵の父で、蘭方医) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆目次◆に出てきた文章●と◎私の感想。 ◆ヒュースケン暗殺◆ ◆良仙逝く◆ ▼患者の手術をしていた良仙と良庵。 だが、良仙は手がふるえ、目もくらんでいるため縫合ができず、良庵に変わって欲しいを言い出す。 少し休めば直るという良仙であったが、直るどころが逆に倒れてしまう。 良仙は脳卒中を起こしていたのであった。 良仙が直るまで休業するという良庵に対し、義弟の俊斎は、いまこそ3代目の良仙を名乗るべきだ、と良庵を説得した。 ◆テロリストの夜◆ ◆永沢村異聞◆ ◆農兵節◆ ●♪富士の白雪やノーエ 富士の白雪やノーエぇ 富士のサイサイ ●元来は歌いつがれた盆歌であるが韮山代官江川太郎左衛門担庵がジョン万次郎らの勧めでメロディがスペイン風の行進曲に似ていることもあって農兵訓練の軍歌に定めたという。 (江崎淳氏 「農兵節考」) ◆浪士組結成◆ ◆恩師江戸入り◆ ●緒方洪庵「勤仕向日記」によれば、文久二年八月十九日、朝七ツ過 金川(神奈川)出立とある。 たぶん神奈川までは千石船で来たのであろう。 体が弱っている洪庵に息子の四郎が江戸に付き添った。 ●足利幕府のころには、戦場におもむく、金創医なるお役目がござったが・・・。 ◎金瘡医(きんそうい、類義語:金創医)は、16世紀中頃に戦闘における刀・槍・弓矢・鉄砲等における負傷者の創傷治療を専門とする外科術を施す者をいう。 南北朝時代の戦乱期に、戦闘に従事した僧侶が施した医療が、金瘡医の始まりだと言われている。 ◆宝珠を切る◆ ◆天網恢恢◆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■陽だまりの樹(一)■ ■陽だまりの樹(二)■ ■陽だまりの樹(三)■ ■陽だまりの樹(四)■ ■陽だまりの樹(五)■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.13 00:29:10
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|
|