テーマ:北海道ドライブ(609)
カテゴリ:国内旅行
■10月4日(火) 9月22日(火)から今日まで13日間、東北海道をぐるりと廻った。 この日は、旅行の13日目、大阪へ帰る日だ。 早めに朝食をとって、クロネコヤマトに走る。 網走からクロネコヤマトにスーツケースを預けて手荷物だけで飛行機に乗ろうというのだ。 70代夫婦は、無理がきかないから・・・。 その後、最後の観光の場所として「網走市立郷土博物館」に走る。 ■網走市立郷土博物館■ この博物館の基礎となったのが、モヨロ貝塚の発見者であった 米村喜男衛(初代館長)が発掘した個人資料の散逸を防ぐためで、開館時は「北見郷土舘」であった。 その費用の多くは、当時鴻之舞鉱山を経営していた住友財閥の支援を受けて建設された。 (▲裏から見た「網走市立郷土博物館」) 設計は、戦前から戦後にかけて活躍した 北海道を代表する建築家・田上義也(1899- 1991)である。 平面は十字型で、中央にドームがある。 円柱やブロックを用いたのは、1930年代の作品に特徴的な雪国型造形の表現とされる。 ドームに昇るらせん階段が美しく、田上は戦後の作品にも多く用いている。 また、館内の小窓にあるステンドグラスや、展示室の天井勾配は、 田上の師・アメリカの世界的建築家フランク・ロイド・ライトの影響と思われる。 「網走市立郷土博物館」のある場所は、木が生い茂っている所。 木の上にリス、発見!! 写真を撮ろうとするとさっといなくなるので、私は撮れなかった。 この建物を設計してのは、 北海道を代表する建築家・田上義也(1899- 1991)で アメリカの世界的建築家フランク・ロイド・ライトの弟子だそうだ。 ライトの影響を受けたデザインと言われるが、 私は正面の直線の繰り返しなどから、アールデコの影響を感じる。 この建物が出来たのが建設:1936(昭和11)年なのでちょうど、アールデコの時代だ。 星が入った建物といえば■京都の旧大阪毎日新聞京都支局■。 これもアールデコの時代の建物だ。 当時、星が流行ったのかな・・・。 この時代の建築が大好きな私は、博物館の内容よりも建物に満足した。 「網走市立郷土博物館」を後に、女満別空港に向かう。 上の写真が車からの最後の写真になった。 スーツケースは、クロネコヤマトに頼んだので、機内持ち込みの手荷物だけ。 「はい、帰ります!」(きっぱり) 約2時間のフライドの後、無事関空に到着。 「ドライブ・レンタ・カー」1214km、13日間の旅、これにて終了。 ●6421歩 ●大阪府・自宅 9/22-1■70代夫婦が北海道・東部をレンタカーで廻る■ 9/22-2■網走番外地/モヨロ貝塚/能取(のとろ)岬■ 9/23■道東の旅:網走駅/知床・オシンコシンの瀧/オロンコ岩■ 9/24■知床五湖/鮭の遡上を見た■ 9/25-1■知床観光クルーズ/知床横断・知床峠■ 9/25-2■日本最大の砂嘴(さし)野付半島:トラクターバスに乗る■ 9/26■野付半島でアザラシとキタキツネを見た/根室・車石■ 9/27-1■道東の旅13日間:根室:国葬の日の納沙布岬■ 9/27-2■根室:春国岱(しゅんくにたい)/最果ての駅「昆布盛」駅■ 9/28■昆布のトリビアとガイドさんと歩く霧多布(きりたっぷ)湿原■ 9/29-1■釧路湿原公園■ 9/29-2■釧路市内:釧路川/幣舞橋(ぬさまいばし)・・・■ 9/30■のろっこ号で湿原をゆく/釧路の地名■ 10/1-1■阿寒湖/遊覧船/マリモ■ 10/1-2■阿寒湖周辺とアイヌコタン■ 10/2-1■摩周湖/硫黄山■ 10/2-2■アカエゾマツの森/屈斜路湖■ 10/3■屈斜路湖・和琴半島/網走への道■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.05 00:04:57
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