テーマ:読書備忘録(1394)
カテゴリ:読書
■いくつになっても トシヨリの愉しみ:中野翠■ 孤独を感じるヒマがない、愉しい独居生活 定年後は、やっと訪れた「人生の放課後」。 あれもしたい、これもしたいと思い続けていたことを、誰にも邪魔されずに愉しめる時間がやってくるのだ。 70代、ひとり暮らし歴40年以上の人気コラムニストが、「孤独もまた楽しい」と思えるトシヨリ生活の秘訣を紹介する。 観るだけで元気になれる「おすすめ老人映画」、思い切って赤を着たり、アートなアクセサリーでメリハリをつける「バアサン・ファッション」、ボケ防止にクロスワード・パズルやメール句会、インチキ手芸、ペットとしてのアイボ飼育など、老後を愉しく豊かに生きるヒントが満載! ■目次■ ■プロローグ 茉莉さんと貞子さん ■アッパレな先輩たち ■美老人への道 ■おすすめ老人映画 ■バアサン・ファッション ■老後の愉しみ ■最後まで一人を愉しむ ■中野翠[ナカノミドリ]■ 1946年生まれ。 埼玉県浦和市(現・さいたま市)出身。 コラムニスト、映画評論家。 早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社勤務などを経て文筆業に。 中野翠の作品を読むのは、今回で2回目。 以前読んだとき、骨とう品の子ども茶碗のことを書いていて、こだわりの暮らしに嬉しくなったのを覚えている。 同じような年代を生きているので、同級生的な思いを勝手にもっている。 ただし、私は高校卒業とともに姫路市で働いていたが、彼女は早稲田の学生で東京で暮らしていた。 喫茶店に入り浸っていた様子が書いてあったが、同じ世代であっても、まったく違う世界だと思う。 ●読書メモ● ■プロローグ 茉莉さんと貞子さん ●作者は森茉莉に会っている。 そしてその伝説的な部屋にも入っている!! その時の手土産は、「アネモーヌ」の花束(〃艸〃)ムフッ ■美老人への道。 ●美老人ナンバーワンは、笠智衆。 ■おすすめ老人映画 ●「八月の鯨」 根本を大事なこととして、日々、きちんと丁寧に、愛をこめて、やってゆくこと。 歳をとって体があまり動かなくなっても、できるかぎり「日常」を、「身の回り」を、美しく、愉しいものとして整え、切り盛りしてゆくこと・・・。 ■老後の愉しみ。 ●月一回の句会。 ■最後まで一人を愉しむ ●心の扉。 いちも心の扉を適度に開いていて、出入り自由・・・の人っていますよね。 話しかけやすく、親しみやすい。 決して愛想を振りまいているわけでも何でもなく、他人をゆったりと受け入れて、なおかつ自分だけの世界を持っている人。 そういう人に憧れる。 歳をてればとるほど、そう思う。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.06 13:47:03
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