韓国は15日、日本支配からの解放(1945年)を記念する「光復63周年」を迎えたが、今年は1948年の「大韓民国政府樹立」から60周年にあたる。以下は、それに関する『新しい見解と展望デイリービュー』(韓国)の論評である。
これを読みながら思ったことは、韓国の民主主義政府に限ったことではないなということだ。共産主義の宗主国ソ連が崩壊してからの民主主義諸国、日本・米国等でも今後の方向性が問われてきている。
また、宗教に関してこれがよく当てはまるのではなかろうか。苦難・迫害のときほど信仰は高まっていく。
キリスト教の歴史を例に挙げれば、ローマ迫害時代や宗教改革時代などで、日本でも禁止令が出されてからの「島原の乱」はよい例である。
宗教もいずれは苦難の時代は過ぎていく。そのとき、今まで以上の信仰(ビジョン)が求められるのは当然のことだろう。