『ついに解明された1999年』(1994年・高坂満津留著)の続編として出版されたのが『大予言が証す救世主/奇跡の1999年』(高坂満津留・佐藤昌樹 共著)である。
今まで凡人も大見出しだけで気付かずにいたが、その表紙の中右に
その時日本は
沈没する?
というのが目に留まった。改めて、その積ん読本を開いてみる。
[主な内容]
- 日本沈没の恐ろしい予言が格庵遺録にも!!
- ノストラダムスの最大のキーワード「太陽の法と金星の法」が解けた
- 格庵遺録が予言する世紀末日本の様相
- 救世主は理解されず、嘲笑、迫害される
- 確実に広がる救世主の世界救済運動
- そして1999年、世界はこうなる!!
日本ブログ村・統一教会人気ランキング へ
日本沈没といえば、小松左京のSF小説『日本沈没』を連想される世代の方もおられるのではなかろうか。TVドラマや映画化もされ、かなり話題になったようだ。凡人もついでがあり、レンタル屋でそれを見つけた次第。
さて、今回の高坂氏のインタビューは、予言者・南師古の子孫で南ヒヨンジョンさん、南家の家系を専門に研究されておられる方である。本著からの抜粋は以下(P.42~51)。
「2000~2010年に日本が滅亡することが書かれているというのです」
……
「その予言はそれだけでしょうか」
「具体的には日本が沈没すると書かれているようです。その後、韓国が中国を統一し、世界平和を実現するということも書かれている。予言は秘訣だから、暗示であって直接的に書かれているわけではない」
……
「それによると、日本は防波堤になると言っている。太平洋からすさまじい大波が来て、日本はその渦にのみ込まれてしまう。そして、その日本が防波堤となって韓国は助かるというものなんですよ」
日本が韓国の防波堤?
そんなことがありうるのだろうか。そんな予言が南師古の予言にあるのだろうか。
日本に対する恨みがそういう空想を作らせたのだろうか。もし、そうだとすれば、これは何事でも日本が悪いという例の日本悪人論の一種かもしれない。
が、そうではなく、もし、これが本当だとしたら――。
私は全身に寒気を感じた。
いったいどんなふうに日本は太平洋の藻屑(もくず)となるのか。
五島勉氏の言うように、宇宙から飛来した小惑星の衝突によってか。それとも、エドガー・ケーシーが言う極ジャンプ、地軸が移動することによって起こる災害か。
いずれにしても、大きな振動によって、太平洋に津波が起き、それはかつてなかったほどのスケールで日本を襲うことは間違いない。
それが2000年から2010年ごろに起きるのだろうか。いや、他の多くの予言はその前に日本のカタストロフィー(破滅)は起こるとしている。
これが南師古に予言されていたことなのだろうか。
……
●「日本の悲劇」回避の道はどこに
……
400年前の大予言者、南師古。
彼はいったい何を告げたかったのだろうか。
少なくとも、韓国民族には救済の道を示すと同時に、わが日本民族にも何かを伝えたかったのかもしれない。
何しろ予言書で記されている救世主は、この日本と深いかかわりをもっているのだから。世界の中でも統一教会の会員数は日本が最大であるという。
これは何を意味しているのか。
日本沈没予言を回避する秘密がそこにあるのではないだろうか。
本著は1995年出版の書であり、タイトルからは1999年だが、意外にも南師古氏の予言は2000年~2010年である。
しかし、1999年が過ぎ2010年も過ぎ去った と笑い飛ばすことが出来ないのは、凡人だけではないはずだ。
2011年3月11日14時46分 東北地方太平洋沖地震
がそれだ。さらに読み進めていく(P.100~)。注釈を付けるまでもないが、凡人が勝手に書いているとは思われていないと思う。疑われる方はアマゾンの中古本なり、図書館でも調べるなりされたらいいだろう。
もう一度申し上げるが、
あくまでも、真実は、これを読んだ読者自身が考えるべきである
本著では、1~3章を高坂氏、4~6章は文鮮明師の生涯と南師古予言の共通性を、より深く具体的に照合した佐藤昌樹氏が担当する構成になっている。
4章からのそれは、凡人は見出しのみにとどめる。詳細をお知りになりたい方は直接に本著を手にされて見てください。
4章 救世主は理解されず、嘲笑、迫害される
- 思いがけない救世主の現れ方
- 聖人は三八度線以北に誕生する
- 「天より来られる父母」を理解できず罵りわめく
- 血涙をながして、世界平和を祈る救世主
- 転々とする救世主の住む家
- 次々と続く迫害のあらし
- 救世主と信徒との特別な関係
- 無学の者が先に救世主を受け入れる
5章 確実に広がる救世主の世界救済運動
- 世界的共産主義と闘う救世主
- 世界が注目した文鮮明師と金日成主席の出会
- 日本での大講演会
- すべての宗教を統一する「十勝」
6章 そして1999年、世界はこうなる!!
- 苦難の終末
- 蘇るモンゴルの大王
- 平和の訪れ
- 天使人類の子孫
あとがき――その時は近づいている!!