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2023.06.11
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すべての存在と歴史的事件の主人は神様であられる
第36回「真の万物の日」記念礼拝の御言
「転換的万物解放の日」宣布
1998年5月26日
ベルベディア



  統一教会の使命

 神様がつくられたすべての万物は、神様のものにならなければなりません。良くも悪くも、それが神様の主管圏内になければならないという結論が出るのです。


 では、地獄も神様のものならば、地獄の主人はだれですか?、(「サタンです」)。サタンは本来、サタンになる前に、だれのものでしたか? 神様のものでしたか、サタンのものでしたか?(「神様のものでした」)。すべての存在を神様がつくられたならば、すべてのものが神様のものとして帰っていかなければならないのです。

 それでは、この宇宙が生まれる前に、何があったのですか。(「神様です」)。神様です。神様だけがおられましたか?(「愛です」)。愛は見えますか? 愛の実体がないのに、愛はどこにありますか? 愛は概念です。神様にとっても、愛は概念であるということを知らなければならないのです。

 ですから、一人で愛の実体に出会うことはできません。二人いて初めて出会うことができるのです。パートナーがなくては、愛は成立しないのです。愛というものは、神様の中の概念としてはあったかもしれませんが、愛という実体はなかったのです。

 それゆえ、愛というすべては、主体と対象のペアシステムにならざるを得ないということを知らなければなりません。

 鉱物世界は、分子を中心として見るとき、プラスイオン・マイナスイオンがあります。植物界は雄しべ・雌しべ、動物世界は雄・雌、人間は男性と女性です。神様と人間を中心として見れば、神様は夫であり、人間は妻です。夫は主体でなければなりません。

 ですから、家庭で夫は神様の代身なので、主体はだれかと言えば、男性であって女性ではない、ということを知らなければなりません。

 男性は神様の立場を代身するのです。夫は主体です。家庭の中ですべての主体を代身するのです。アメリカにはそのような概念がないのです。

 さあ、ここにいる女性たちは、「私の夫は、神様の代わりに私たちの家で王である」とならなければなりません。男性はすべての主体です。そのことを神様に感謝しましょう。

 愛の相対は、頭を下げるところから成されるのです。神様に感謝するとき、頭を下げるのです。すべては、低くなるところから関係が結ばれるのです。下から上がっていって抱擁するようになるのです。そして、踊り歌うようになるのです。

 神様が素晴らしいのは、サタンをも愛の相対として対してこられたことです。それゆえ、神様は力で打って屈伏させるのでしょうか、ために生きて打たれて屈伏させるのでしょうか?(「打たれて屈伏させます」)

 ために生きるため、自己を犠牲にするところに愛が生じるのです。ですから、低く低くならなければなりません。頭を下げるのです。そのように、下から次第に上がってきて、真の愛で連結するのです。下から上がって、神様に侍るようになるのです。これが真の愛の道です。

 愛が必要な人、手を挙げてみてください。私的、個人主義を主張するアメリカ人は、どうですか? アメリカ人は、胸を張って威張るのです。それはいけません。

 そのような国において、愛はすべて流れていくのです。すべてのものを失ってしまうのです。個人主義的な概念は、サタンから出発します。個人主義の先祖が、最初の存在であったサタンであり、エバです。そこに個人主義の種が植えられたのです。

 それが収穫の時を迎えているのです。すべての国を指導するアメリカが、個人主義の国家になっています。プライベート(私的)であることを誇りとするような国となっています。

 そのような場所は、サタンの王座となっているのです。アメリカは、個人主義の王様です。これは大きな問題です。頭を下げなければなりません。頭を下げずに上げていれば、相対がいなくなるのです。これがアメリカの現状です。

 私はアメリカ人ではありません。外国人です。このようなアメリカの将来は、どのようになるのでしょう? 頭を下げて下に下にいかなければ、アメリカは神様の天国と連結される道がないのです。

 どれほど難しくても、頭を下げて、下に下にといかなければいけません。神様の真のパートナーになろうと思えば、僕の僕の立場からいかなければならないのです。そうでないと、神様は切り捨ててしまいます。そのような路程を通過しない限り、神様の本然の理想に連結することができないのです。そのような理想の世界を天国と呼びます。

 今、アメリカの人々は、天国ではなく地獄に住んでいます。王様の名前は素晴らしく偉大ですが、それは地獄と連結しています。いかにアメリカを覚醒させるかが、統一教会の使命です。

 レバレンド・ムーンは、アメリカを救うために来ました。アメリカは今や、家庭も青年も正しく導くことができません。いかに青年の力を活用できるでしょうか? 理想の家庭も力もないのです。

 これは最も惨めな立場です。これがアメリカが直面している状況です。私的な概念を捨てて、絶対信仰、絶対愛、絶対服従をしなければなりません。

 アメリカは、そのような概念を備えた人と連結して初めて、はっきりと理解できるのです。このような使命と召命をもって、アメリカに来なければならなかったかたがいるのです。その人が、レバレンド・ムーンです。

 そうでしょうか、そうではありませんか?(「そうです」)。統一教会員は「そうです」と言いますが、他の人は「そうです」とは言いません。いかに統一教会員が、外の人を消化していくかが問題です。そうしなければ、この国に地上天国をつくることはできません。

  真の愛の法則

 第二次世界大戦後、四十年間、アメリカは下へ下へと落ちて、サタンの懐に入っていきました。キリスト教の背景を持ったアメリカは、第二次世界大戦後、最高の栄光ある立場にあったのです。

 特に、メイフラワー号に乗ってきたピルグリム・ファーザーズたちはアベル型のクリスチャンでした。ヨーロッパのローマカトリックは、プロテスタントに敵対していたのです。

 当時のプロテスタントは、世界を救おうという思いがありませんでした。しかし、ピルグリム・ファーザーズたちは、神の国を求めて新天地へと出発したのです。その精神に神様が働きました。神様は、霊界を含むすべての世界を救おうと働かれるのです。

 人間の堕落により、霊界と地上界が完全に分かれてしまいました。これをいかに一つにするかが、神様の心の痛みです。

 今日まで、神様はどれほど悲惨な立場におられるかをだれも知りませんでした。神様はひとり孤独な王座におられて、サタンが神様を取り囲んでいるのです。

 神様がどれほど自由だと言っても、神様ご自身のパートナーがだれ一人としていないのです。神様は平和な場所、統一の場所を求めますが、そこには一人もパートナーがいないのです。パートナーがいなければ、天国をつくることはできません。

 パートナーがいないところには、愛も、子供も、家庭の理想もありません。壁ができ、分裂している所には理想もないのです。神様はどれほど惨めなおかたでしょうか。だれもそのことを知らなかったのです。

 レバレンド・ムーンが来て、それを明確にしたのです。すべての概念をはっきりとさせたのです。サタンの概念、家庭の概念、国や世界がどこに行くべきかという概念など、すべて明らかにしたのです。


 すべての存在は、真の愛の法則に従っていくべきであることも明らかにしました。このような真の愛の法則を捜し出すことは、決して容易なことではありません。とても難しいのです。どれほど蕩減を支払わなければならなかったでしょうか。

 神様が天地を創造されるときから、神様の創造目的が始まり、真の法則が出発したのです。神様にとって、愛のパートナーの中心は人間です。本然の人間の先祖であるアダムとエバであったのです。そこには、相対の概念があり、真の愛の理想があったのです。

 アメリカの概念は「私」からです。それが間違っているのです。男性の誇りは、その相対の女性です。女性がいなければ、男性は誇るものは何もありません。私的という概念はないのです。

 男性と女性は、真の愛を中心とするパートナーです。なぜ、男性と女性が存在するのでしょうか? 真の愛によって生まれ、真の愛によって生き、真の愛によって死に、そうして永遠に真の愛の中で生きるためです。

 真の愛がなければ、誕生も、人生も、死も意味のないものとなってしまいます。真の愛の目的に連結できないのです。

 神様は心の親であり、アダムは体の親です。心は上を意味し、体は下を意味します。したがって、目に見えない存在は、目に見える存在よりも価値があるのです。

 堕落人間は、肉体のほうが心よりも、もっと価値があり、重要だと考えます。一般の人々は、心の重要性を無視して、よく目が見え、よく鼻が利き、味覚も優れ、肉体的に優れていることを求めます。

 そのような五官に左右されるのは、サタンにすべて連結しているからです。肉体中心の五官はサタンそのものです。心を中心とした五官は、神側です。堕落世界の人間は、そのことを理解できないでいるのです。レバレンド・ムーンは、このことをはっきりと教えたのです。

 心は五感を持ちます。心がいかに体を主管して、五官の主人になるかが問題です。今は堕落によって、心と体が逆転しているのです。体が上になり、心が下になっています。

 肉体を中心とする人々が、心を中心としている人々を支配しています。肉体の力が、心の力を下に押しやっているのです。これをいかに逆転させるかが大きな問題です。
 そのような逆転をさせるのが、宗教の使命です。宗教世界は、心を中心とした強固な概念があります。しかし、肉体を中心とした世界は、これに対して、武具で身を固めたような強い力を持ってきました。

 個人の力、家庭の力、国家の力、世界の力をもって、心と霊界に対抗してきたのです。心はいつも、その肉との闘いに負け続けてきました。地上に何の基盤もないからです。

 神様はいかにしたら、これを引っ繰り返すことができるか悩んでこられました。心と体の関係を逆転することのできる中心人物、地上の主人を求めてこられたのです。それが、メシヤ思想です。

  「神様の下の一つの世界」

 メシヤは、心が常に主体であり、体が対象であることをよく知っているのです。心が上にいき、体が下にいかなければならないことを理解しているのです。

 アメリカの女性は男性を主管していますが、これを逆転させることは、メシヤには簡単なことです。アメリカの人々は、私的で個人主義的であることを誇りますが、これを引っ繰り返すことは、メシヤには何の問題もありません。

 「アメリカはナンバーワンの国である。神様の下の一つの国である」と誇っていますが、メシヤにはそのようなことは何でもないのです。メシヤは、「神様の下の一つの世界」を築くことができるのです。すべてを逆転させなければなりません。

 皆さんは、そのような逆転させる力を備えなければならないのです。その力は、どのようにすれば得ることができるでしょうか? 一人ではできません。神様を中心とした絶対信仰、絶対愛、絶対服従を備えなければならないのです。それがメシヤ思想です。

 メシヤは、絶対信仰、絶対愛、絶対服従でそれらをのみ込んでいくのです。そして、絶対愛をもって、投入して投入して、永遠に与え尽くして、この世界の中心を獲得するようになるのです。真の愛で宇宙全体をつかむようになるのです。それは釣りと同じです。ですから、先生は釣りが好きなのです。

 すべての万物の中心は、真の愛です。幼児のとき、子供のとき、青年のとき、大人のとき、そして永遠に必要なのが真の愛です。皆さんは、真の愛が欲しいでしょうか?(「はい」)

 それを願いますか? 願わない人、手を挙げてください。一人もいませんね。すべてそれを願うのです。

 ですから、すべての存在と歴史的事件の主人は真の愛であるというのです。神様でもありません。すべての歴史の存在と歴史的事件の主人は、神様というよりも真の愛であるというのです。

 すべてのものは、愛を捜し求めてくるのです。捜し求めてさまようのです。個人は個人なりに、どのように善い家庭を、家庭は家庭なりにどのように善い王を、王はどのように神様の代身となるのかを捜し求めてきたのです。それは真の愛でなければならないのです。

 真の愛があれば、絶対的な僕にならなければなりません。オーケー(「アーメン」)。「オーケー」と言えば、全員が神様の子女になり、神様と一つの体になり得るというのです。

 ですから、神様のものは私のものであり、神様の席が私の席であり、神様が行く所に私が行き、神様が主人となるのです。女性は夫が神様であるということを考えてみましたか?(「はい」)

 アメリカは、フリーセックス、ホモ、レスビアン、それから、近親〇姦が行われています。それが神様の国でしょうか? 罰を受けて当然です。アメリカは、全人類に対して強制的にでも、フリーセックス、ホモ、レスビアンを全部滅ぼさなければなりません。神様の力を借りなくても、人間の力だけでそのような国は打って滅ぼすのです。アメリカの現状は惨めな状況です。

 どれほどアメリカが素晴らしいと誇っても、このような国は下に下に落ちていき、滅んでしまうのです。いかにそのような状況を克服するのでしょうか? 

 レバレンド・ムーンの助けを借りなければ、何もすることができません。レバレンド・ムーンは神様の絶対的真実を持ち、絶対的愛を持っています。そのかたは統一教会の主人です。

 どれほど外の人が反対しても、統一教会のメンバーは決して倒れてはいけないのです。皆さんは、確信を持たなければなりません。どれほど否定され、迫害されても屈してはならないのです。

 それを乗り越え、頂上に立って「万歳」と叫ぶのです。サタンもそれを祝して「万歳」と叫ぶのです。その日、私たちは勝利者となり、私たちは天国の主人となり、地獄の主人となるのです。

 そのような状態をつくり出すならば、サタンは自然に屈伏して従ってくるようになります。そのときサタンは、「本来のおまえの位置に戻るように そうすればおまえも天のお父様の家族の一員になれるのである」と言うのです。

 そうなれば、召命を受けた私たちが完成期を超え、復帰摂理を完成させて、天上・地上天国を完成させて、すべてを終えるのです。「万歳」となるのです。

 万歳 「万歳」と一度言ってみてください。万歳(「万歳」) 万歳(「万歳」) 万歳(「万歳」) 話はすべて終わりました。(拍手)

  怨讐の国々を一つにする王

 すべての存在と歴史的事件の主人は神様です。殺すべき怨讐同士の息子・娘が愛して夫婦になれば、その怨讐同士は友達にならなければなりませんか、怨讐にならなければなりませんか、一つの家族にならなければなりませんか?(「一つの家族にならなければなりません」)。一つの家族にならなければならないのです。

 なぜ、そうなのでしょうか? 主人たちも、子女は自分よりももっと良くなることを願うのが天地の原則なので、その王子たちが自分たちよりも幸せに暮らせば、父親・母親も祝福してあげるのです。

 自分の息子・娘が自分たちよりも幸せに暮らすのを願うために、自然と一つになる原則がここにあるのです。

 アメリカと日本とは、怨讐でした。日本と韓国、アメリカとドイツが怨讐でした。ドイツと英国、英国とフランスも怨讐です。全部怨讐でした。

 息子・娘や後孫たちが、自分よりも優れていることを願う真の愛を持てば、自分の息子や娘を怨讐の子供と祝福したとしても、その怨讐同士が愛し合う家庭が家庭の伝統を立てて、自分の家庭よりも素晴らしくなったときには、その子供の家庭に従って天の国へと入っていくことができるのです。

 ですから、統一教会員は、アメリカの男性と日本の女性、アメリカの女性と日本の男性と結婚するのです。また、韓国の男性と女性は、日本の男性と女性と交差結婚をするのです。英国とフランスとドイツと交差結婚するのです。

 このように結婚させてあげて、悪口を一番たくさん言われる人は、文先生しかいません。しかし最近になって、世界が一つになる道はこの道しかないと言っているのです。
 今から怨讐をなくして、平和の家庭、平和の国をつくる人はだれでしょうか? それがレバレンド・ムーンです。家庭的平和の王であり、世界的平和の王です。このような結論が出るのです。ですから、怨讐の国々を一つにする王です。世界を一つにする王です。サタン世界と天の世界を一つにする王なのです。

 地上天国、天上天国の王と言われるでしょう。(「アーメン」)(拍手)西洋文明と東洋文明とを、一つにするのがレバレンド・ムーンです。

 アメリカには五色人種(すべての人種)、黒白人種がたくさんいて、「神様の下の一つの国」と言いますが、「神様の下の一つの世界」を望むここにいる五色人種が、お互いに好き合って一つの家庭になるのです。神様はどちらを願われますか?(「神様の下の一つの世界です」)

 兄弟の中で足の悪い人がいれば、足の悪い人のことをよりかわいそうに思わなければなりません。目がつぶれたならば、同情してあげ、かわいそうに思ってあげるのです。
 ですから、アメリカにいる人たち、先進国で豊かに暮らす人たちは財産を売って、飢え死にする二千万人を救う運動を起こさなければならないというのが、レバレンド・ムーンの考えです。それは「万歳」ですか、「不万歳」ですか?(「万歳です」)

 さて、白人百パーセント、黒人百パーセント、交差結婚を歓迎するアメリカとなれば、「神様の下の一つの世界であることに間違いありません。アーメン。永遠に」となるのです。

 ここに来た白人の夫婦の皆さん。日本人の婿をもらい、日本人の嫁をもらおうと考えてこそ、アメリカが「神様の下の一つの国」から「神様の下の一つの世界」へと移行し、この国が世界の祝福を受ける天の国の主流国家として継承されるのです。そうでなければ反対に落ちるのです。

 その次には、日本人と結婚して生んだ孫たちは、黒人と結婚するのです。(「アーメン」)。そうなれば、最高の男性です。

 それでは、平和の世界の家庭を持とうとすれば、アメリカの男性は、怨讐の国、日本の女性をもらわなければなりません。

 日本の女性はアメリカの男性の怨讐ですが、その息子・娘はまた怨讐である白人家庭、黒人家庭、黒人の孫嫁をもらうことによって、世界の平和的な伝統は、完全に成立するのです。その伝統に従っていく世界は、自動的に平和の王国となるのです。

 それは、白人同士で生んだ子女や孫よりも、もっと怨讐との関係から生まれた子女や孫を愛するならば、堕落した世界を超えた地上天国になるのです。アーメン。(「アーメン」)。(拍手)

 天国に行けば、黒人の顔は黒人の顔ですか、白人の顔ですか? どちらですか? わたしは分かりません。どちらですか?(「愛の顔です」)

 愛の顔とは何ですか? 愛の顔は白黒が違いますか? 愛の顔とは何ですか? 愛のパワーの顔です。愛のパワーは何かと言えば、光の中の光です。照らさない所がありません。

 この世界は、偽りの個人であり、家庭も国家も同じです。アダム家庭に干渉できなかった神様は、偽りの国家に来られて干渉することができません。家庭にも介入できず、氏族にも、世界にも干渉できないのです。

  世界祝福時代の到来

 天地が、サタン全権時代として残っているということを知らなければなりません。そのため、地獄が生まれたのです。なぜ、すべてが偽りの世界になったのでしょうか? 過った愛のゆえです。

 ですから、すべては神様と関係がないのです。神様は独り残っておられ、全体はサタンに属しています。神様は玉座に座って囚れの身となっておられるという事実を知りませんでした。全部サタンの領域に包囲されているのです。

 ですから、神様はこのサタン世界をどのように整理しなければならないでしょうか? サタンがアダム・エバを愛することができませんでした。アダム・エバを愛して、絶対信仰、絶対愛、絶対服従できなかったので、偽りの父母が生まれたのです。

 神様を中心として全世界が一つになれば、真の愛を中心として個人も生き返り、家庭も生き返るのです。氏族も生き返り、民族も生き返って、国家も生き返り、世界も生き返るのです。

 世界祝福時代になれば、すべてが祝福圏に入ります。それで、地上がアダムの立場であり、霊界は天使長の立場です。私たちの先祖たちを祝福してあげるのは、天使を救ってあげることです。

 ですから、天上世界の先祖たる第一次アダムの代身、第二次アダムが失敗したものを連結させて、興進君が家庭的祝福を受けたのです。霊界にいるのですが、地上で祝福して地上と連結して、世界版図と連結させるのです。

 長子権、天使長圏は養子と同じです。血統がつながりませんでした。そのようなものは伝統ではありません。これを全部つなげて、蕩減して、霊界を一つにすることによって、キリスト教さえ韓国と一つになれば、世界は一つになるのです。そのような時代が来たというのです。

 アメリカという長子権、キリスト教文化圏が、真のご父母様に侍っていたならば、第二次世界大戦直後にすべてのことを代行できるのは、キリスト教であったのです。キリスト教ができなかったことを再び取り戻すことによって、父母の国があり、長子権の国があるのです。次子は自然と屈伏すればいいのです。

 興進君がなぜ長子かと言えば、真の父母の血統を通して直接生んだからです。次子はイエス様です。興進君と霊的イエス様が、キリスト教に接ぎ木してあげることによってキリスト教が次子になるのです。霊肉が一つにならなければなりません。

 今ここに、長子権の発表とともに霊界の祝福が始まるのです。それで、すでに一億六千万双の霊界のキリスト教徒を祝福して、ここに派遣しました。今どれくらい祝福をしたのかと言えば、九十八億双です。(「アーメン」)。(拍手)

 イエス様も地上で結婚することができず、霊界で独身生活をしていました。その結果、人類は地獄へと行き、父母が分かれたのです。しかし、その霊人たちを祝福し、父母にすることによって、すべてを一か所に集めて家族統一、家庭連合を成して氏族の統一、民族の統一、国家の統一、世界の統一を成し、そして神様を中心として統一天下をつくるのです。

 一九七一年一月三日、イエス様の相対が決まりました。そのときは、韓国のキリスト教が、統一教会を信じなければならない時です。金キム日イル成が南下しようとしていたときです。イエス様を祝福したので、キリスト教が先生の言うことを聞いて祝福を始めていたならば、そのときは必ず政府と先生とが一つになって、キリスト教を押し返す時なのです。

 そのときに一つになっていたならば、世界のキリスト教が全部巻き込まれていって、韓国を中心として統一的形態が築かれ、北韓を統一し、全世界のキリスト教が合わさって完全に消化され、今日の世界はこのようにまでならなかったのです。

 それで七十二か国から、教授、科学者たちを集めて「世界教授協議会世界大会」と「全国勝共決起大会」をしたのが一九八三年です。そのとき、興進君が祭物となっていくのです。

 霊界から編成して祝福を一つにまとめるために、キリスト教を取り戻して再び立てたのです。そうして、長子権を立てたので、今になって祝福を受けたイエス様が家庭生活に入るのです。

 興進君を兄として、イエス様が弟になって一つになり、真の父母を中心として一つになることによって、国家基準を乗り越えるのです。

 ですから、イエス様の立場を定めてあげなければなりません。キリスト教は位置を定めてあげて一つになるのです。キリスト教が今、どんなに統一教会に反対してもアメリカの家庭はすべて、統一教会の食口となっていきます。

  三人の娘の立場の国

 日本が責任を果たせなかったので、台湾を娘として立てるのです。台湾は、アジアを代表した島国の人たちです。アメリカを代表した島国がフィリピン、英国を代表した島国の立場がカナダです。

 三人の娘の立場の国をつくったのです。この三つの国がどこか一つの国でも日本と一つになれば、「母娘協助」した条件が残るのです。そうして、サタンが讒訴する条件をなくしてしまうのです。

 日本と台湾は、怨讐の関係です。台湾も昔、中国から島国として分かれたもので、日本とは怨讐です。怨讐が一つにならなければなりません。また、アメリカの統治国がどこであったかと言えば、フィリピンです。

 これは全部、日本の怨讐です。日本の怨讐が、日本と一つになるのです。カナダは英国を代表した国です。英国と言えば、先生の怨讐でした。キリスト教が反対したからです。ですから、アメリカのキリスト教は長子権復帰をしたので、英国が生き返ることができ、フランス、ドイツ、全部が生き返ることができる時が来たのです。

 日本全体を投入してでも台湾を救わなければならず、台湾全体を投入したとしても、日本を救わなければなりません。フィリピンも同じです。投入して、日本を救わなければなりません。母親の前に、三か国は三人の娘の立場なのです。

 サタンが母親を捕らえていこうとすれば、この三人の娘が承知しません。その三人の娘は、先生が絶対に愛する娘です。父と娘の関係です。それが一つにならなければなりません。

 復帰路程では、母子協助はありましたが、これは「父娘協助」です。母親がいなかったとしても、代わりに命じることができるのです。「日本が母親として稼いで世界の人たちを食べさせられなかったのを、あなたたち娘がしなさい」と言えば、しなければならないのです。

 どこが早く復帰されなければならないのかと言えば、日本よりも娘の国です。日本が責任を果たさなければ、この三つの国が日本に入っていくのです。

 ですから、私たちは「島嶼国家連合」をつくり、「半島国家連合」、「大陸国家連合」をつくって、新しい国連を構成できる基盤をすべてつくったのです。そうして、「宗教連合」を国連に加入させ、「女性連合」を加入させ、長子である「青年連合」、次子である「学生連合」を加入させるのです。これが「四大連合」です。

 アダム家庭において心と体が分かれたのです。それゆえ、「心的男性」・「体的男性」に分かれました。女性も分かれて、すべて分かれました。これを統一し、心が一つになって、長子権、次子権が一つになって、来られた主を国連にお迎えすればいいのです。

 それゆえ、四大連合を国連につくって、国連で「真の父母の日」、「真の子女の日」、「真の万物の日」を設定して祝賀すれば、統一天下が繰り広げられるのです。(拍手)
 国連は国(家庭)の形態を持てませんでした。家庭には父母がいなければならず、息子・娘がいなければならないのです。国連には主人がいません。

 平和の世界へと進むレバレンド・ムーンを中心として、失ってしまったすべてを、ここに初めて持っていって接ぎ木することによって、一つの世界の王圏中心国家となるのです。アーメン。

 ですから、ブリッジポートには国連大学をつくり、東洋・西洋の統一医学をつくり、それから通信大学をつくるのです。すべての教育問題、医術問題、それから世界の問題を解決できる、すべてのものを準備しているのです。

 問題は三か所です。国連機構を動かさなければならず、世界大学連盟をつくらなければなりません。世界の言論を統一すれば、すべてできるのです。ですから、世界の新聞社をつくったのです。今後、世界の大学をつくります。真の家庭、真の理想を中心として真なる家庭を完成するのです。

  生涯、絶対信仰

 真の家庭は、真の父母が行く道のすべての道を相続したので、皆さんも神様と友達となり、兄弟になり、父母になり得る立場に行くことができる道が、門が開いているのです。

 ハイウェイがあるので、車に乗って走りさえすれば、どこにでも行ける道が生まれたということを知らなければなりません。どれくらいうらやましいのか、ということを知らなければなりません。

 レバレンド・ムーンを、個人的にどんなに讒訴しようとしたところで、引っかかるところがありません。サタンは世界の個人、全体を動員して、どこでも「引っかけろ、引っかけろ」とわいわい騒ぎ立て、世界を動員して、全部反対しました。「あなたは間違っているので、私の言うことを聞きなさい」と、みな足で蹴飛ばしたのです。

 しかし、引っかける人は一人もいないのです。ですから、サタンの前に解放、人類の前に解放です。男性・女性にとって解放なのです。

 ですから、レバレンド・ムーンを男性も女性も捕まえて一つになるなら、サタンが払い落とされるでしょうか、払い落とされないでしょうか?(「払い落とされます」)

 一つになったことを何で証ししますか? それは、絶対信仰です。生涯、絶対信仰です。生涯、絶対信仰ならば、信じないものはありません。「神様が願われる絶対信仰で動くレバレンド・ムーンのために、返さざるを得ない。私は失敗だ」とサタンは手を挙げるのです。

 その次に、絶対愛です。絶対愛は、怨讐まで愛するのです。先生は家庭の夫人たちを全部復帰してくるのです。サタンが奪い取ったからです。王妃から、祖母、母、妻、娘、全部をサタン世界から取り戻してこなければなりません。ところが、サタン世界は奪い取っていこうとするのです。

 けれども、取り戻してきた女性たちに、「帰りなさい 皆さんのお父さんが捜すので帰りなさい 皆さんの夫が捜すので、皆さんの王が捜すので帰りなさい」と言いながら足で蹴飛ばしても、帰りません。歓迎しますか、嫌いますか?(「歓迎します」)

 その国全部、母親、祖父の三代、四代がしがみついて、「レバレンド・ムーンの泥棒」と言いながら、ありとあらゆることをしても気持ちがいいのです。どんなにそのようにしても、心がレバレンド・ムーンに傾くのです。

 統一教会で気の狂った女性たちは、「レバレンド・ムーンのような兄がいてほしい。そのような弟がいてほしい。夫がそのようであってほしい。父親がそのようであってほしい。祖父がそのようであってほしい。ああ、王がそのようであってほしい」と言うのです。(拍手)

 お母様は、それを喜ばなければなりません。そうしてこそ、お母様になるのです。それをすべて抱き、消化し、先生よりももっと愛そうとするのがお母様の心だというのです。お母様は、それを越えていかなければなりません。

 王妃の立場で自分の民のように愛さなければならず、祖母の立場で自分の嫁、娘のように考え、兄や夫のように考えてあげる心がなければなりません。

 それでは、お母様が横にいるのに、アメリカの最高の美人が来て、「お父様」と言って、背負われるときには、お母様がお尻を持ち上げて背負わせてあげなければならないのです。

 そうすれば先生は、その美人を背負ってお母様に「ありがとうございます」と、このように復帰されるのです。さて、お母様は美人ですが、先生は美男子ですか、醜男ですか?(「美男子です」)

 それゆえ、レバレンド・ムーンは、女王泥棒、祖母泥棒、妻泥棒、娘泥棒と言われるのです。ですから、男性たちはすべて、「レバレンド・ムーンを殺せ」と言うのです。それが天使長です。アダムをすべて憎むのです。サタンは、「エデンで私が奪ってきたので奪っていくのだ」と言うのです。

 ですからサタンは、「私はその愛がないから、どうすることもできない。奪われるので殺してしまえ」と言って反対するのです。

 それで、その女性たちを取り戻してから何をするのかと言えば、妹の中の妹にしなければならず、娘の中の娘に、妻の中の妻に、それから母親の中の母親に、女王の中の女王にしなければならないのです。そうして、天の国の勝利した女性として登録させなければなりません。心情的に勝利させるのです。

 女性たちは、自分でどのようにしても登録できないのです。私が登録してあげなければならないのです。ですから女性たちは、祝福を受けた後にも絶対に、そのような登録をするためには、エバが復帰の過程を経て、家庭全体が絶対服従をすることができるみ業をしなければならない責任があるのです。ノーメン。(「アーメン」)

 ですから、絶対何が必要ですか?(「服従です」)。信仰 愛 服従 兄弟間に、親子間に、夫婦間に今必要なのです。それは神様自身がそうです。創造された人間を絶対信仰しました。絶対愛をもってつくられました。絶対服従を通して創造されたということを、皆さんは知らなければなりません。

 「レバレンド・ムーンの教えは独裁的な教えだ。あれを見ろ」と、サタンは悪宣伝をするのです。「『絶対に夫のように愛し、絶対に父親のように考え、王のように考え、兄のように考えなさい』。この言葉によって、すべてを奪われていく」と言うのです。

 レバレンド・ムーンに反対して、「惑わされて、息子が母親に従っていくように、女王に従っていくように従っていく」と言って、反対してはならないのです。

 そのようにして、女王から祖母、母、妻、娘を全部奪っていって、一つの家の人をわたしが奪ってくるならば、どのようにしますか? 取って食べてますか、売ってしまいますか、すべてを妻にしますか? 娘にしますか? どのようにしますか?

 女王は、女王の立場に立てるのです。女王はサタン世界の女王ではなく、天の国の女王になります。天の国の祖母、天の国の母、天の国の妻、天の国の子女に教育しようというのです。

 この天の国、理想的家庭の価値は同じです。「父母、子女、孫まで祝福を受けなさい」と言えば、祝福を受けますか、受けませんか?

 祝福は何をつくりますか、理想的なカップル制度をつくり、理想的な天の国の家庭をつくろうとするのは、間違っていますか、合っていますか?(「合っています」)
 ですから、自分勝手に反対していた怨讐を集めて、従う人と怨讐まで一緒に祝福してあげようとするのです。

 カイン・アベル、怨讐を愛することのできる父の立場、夫の立場、兄の立場でこれを代行してあげる人に反対する人が、どこにいるでしょうか? ですから、天下はすべてレバレンド・ムーンに従ってくるのです。

  神様の所有を取り戻すみ業

 きょうは、「真の万物の日」です。皆さん、物を持っている人、手を挙げてみてください。

 今まで、自分に属したすべての土地、家を自分のものだと考えてきました。皆さんの夫、妻、子女を自分の妻、夫、子女だと思って、自分勝手に扱ってきました。それらは、堕落の後に継承された存在だということを知らなければなりません。

 これを整備するための神様の歴史は、数千年間、私たちが知らないところでこの役事をしてこられたということを知らなければなりません。

 ですから、所有観念を否定しなければなりません。サタン世界で、万物を否定しなければならないのです。神様がそのまま奪ってくることのできる、すべての万物を半分に割いて、神様の所有権決定をする祭物の時代があったということを知らなければなりません。強制的に奪ってくることはできません。これが旧約時代です。

 所有観念を否定して、神様の所有とサタンの所有を決定するための条件物が祭物であるということを、私たちは知っています。ですから、条件が所有権決定であるということを知らなければならないのです。

 そうして、半分以上を領有するようになれば、領有したその世界に神様の子女を送って、世界の相続を成そうとするのが神様のみ旨です。ですから、旧約時代は万物を犠牲にさせる時代です。万物を祭物にして、神様の所有を取り戻すためのみ業をしてきたのです。

 祭物は何ですか? 神様の所有権を決定するものです。サタンのものを半分分け与え、祭壇を天の前にささげ、その民を二つにしておき、ここで祭司長が祭物と一つになって、これを神様の前にささげるために、神様と祭司長と二人が一つになれば、祭司長と分かれた民が一つになることによって、分かれた祭物が一つになり、二つが一つになることによって、神様の所有権が決定するのです。神様の所有権はこのような概念があることを知りませんでした。

 祭物をだれがほふりますか? 祭司長です。ですから、祭司長は、民の代わりにほふってささげたので、祭司長と民が一つになって、神様が所有するのです。

 ですから、神様の息子が来て、所有することのできる王圏を立てていくのです。旧約時代にその祭物法がどれほど厳格であったでしょうか。

 ですから、その祭物をささげるのは神様の息子、天の国の王子に侍るためなのです。サタンの世界に神様の息子がいないので、サタンの息子に来いというのではありません。神様の息子に侍ることのできる王を連れてきて、イスラエル選民の王圏の基盤をつくって、王として送るのがメシヤです。

  真の父母を迎えるための歴史

 ユダヤ教はアベルであり、ユダヤの国はカインです。カイン・アベルが、一つにならなければなりません。一つになって、イエス様をその国の王としてお迎えしなければならないのです。

 ユダヤの国民は蘇生、ユダヤ教は長成、イスラエルの王は完成です。ですから、国民と祭司長と王が一つにならなければなりません。

 国民はすべて家庭を持ち父母になって、王の立場に上がらなければならないのです。これは神様の立場に通じます。真の父母となって、王圏を回復するのです。

 それゆえ、イスラエルの国民が家庭をもって、すべて教会と一つになった後に国と一つになって、イエス様を王として迎えなければならないのです。

 家庭的王の次に、教会の王、その次に国の王です。それをよく知らなければなりません。皆さん、今から統一教会は、すべて長子権時代、父母権時代、王圏時代に入るので、この手続きを踏まなければならない時が来ました。

 旧約時代、新約時代、成約時代、王圏時代です。それでは、王圏時代に神様が国を建てられるそのとき、すべては王圏の所有圏が先にできなければならず、家庭の真なる父母が現れて、未来の王圏を代身した所有にならなければならないのです。

 これは私たちの家庭のものではなく、大切に侍って国の物にならなければならず、国で家庭の代表をできなければならず、その国は世界王圏の物を代身して、国民を代身して、家庭を代身するのです。これが連結されていかなければなりません。

 息子時代は、息子に侍るための準備でしたが、イスラエル民族が不信してイエス様を殺したので、息子が犠牲になりました。息子の祭物時代です。ですから、キリスト教が血を流すのです。

 そうして、祭物時代が過ぎて、息子祭物、血を流した直系の子女が血を流す時代に入るのです。キリスト教徒たちは、どこの国に行っても犠牲になってきました。牧師、宣教師がすべて犠牲になったのです。

 祭祀をささげるときに、イエス様を代身した教会の牧師と、国を代表した民が完全に一つにならなければなりません。ですから、息子・娘を犠牲にして血を流してきたのは、真の父母をお迎えするためのものだということを知らなければなりません。

 ですから、イエス様が亡くなった後に、再臨時代を預言するのです。イエス様が家庭を築いて、氏族、民族、国家、世界に、イスラエル民族を編成できなかったので、来られる主がそれをなさなければならないのです。

 イエス様が血を流したその立場に立って、父母の立場を取り戻してこられるおかたが再臨主、真の父母であるということを皆さんは知らなければなりません。

 二千年前、エリヤが雲に乗って天から降りてくると思っていましたが、人として洗礼ヨハネが来ました。旧約時代を蕩減するために、「雲に乗って来る」と言ったのです。しかし雲に乗って来たのではなく、人として来たのです。

 人として来て、この地上で完成する旧約時代も蕩減し、新約時代も蕩減して、成約時代へと移っていくのです。

 エリヤが天から雲に乗って来ると思いましたが、洗礼ヨハネとして来ました。
 主が来られるときに、世界の宗派がたくさんあるものを連合する運動を中心として、エリヤのような代身として、再臨主が来られる前に洗礼ヨハネのような存在がやってきます。そして全部統合運動をして、一つの世界をつくるのです。

 それで、すべて連合運動、家庭連合、宗教連合、世界連合体制になります。そうして、以前の統一教会の名前は何ですか?「世界基督教統一神霊協会」です。これらを一つにしなければなりません。

 神様の目的が一つになることであって、二つでしょうか? その次に何でしょうか? 男性の世界、女性の世界、二つの世界をつくるのです。

 第一次世界大戦後に女性の平等権を中心として、「女性の権利を取り戻そう」と反対する運動が繰り広げられたのは、第一次世界大戦以後からです。七十年前、八十年前からです。

 アメリカは、キリスト教王国を代表して現れたので、アメリカの女性たちは、来られる主の前に帰るべき女王であり、祖母、母、妻、姉の立場に帰るべき立場にいるのです。それでアメリカの女性たちは、自分の夫と息子・娘を全部コントロールして、女王の立場に立ったのです。

 アメリカは、キリスト教代表国なので、女王の立場でアメリカの女性を立てたということを知らなければなりません。主を迎えるためです。そのようにしながら、気が合わなければ離婚を自由化させたのです。天の国に帰るのです。

 堕落は二人の恋人をだましたので、終末に女性たちも主を迎えるために二人の恋人をだまします。自分の本当の夫以外に、来られる主は二人の恋人を迎えて夫を立てるので、離婚というものを自由化させたのです。自分の夫以外に他の男性を好きになるのです。それゆえ、女性で男性に多く対する訓練をした人たちが妾です。

 マタイによる福音書を見れば、バテシバが現れ、ルツが現れ、タマル、そしてマリヤが現れます。すべて淫行の女性です。彼女たちは、二人の男と対しました。本妻は天の相続ができません。レアとラケルもそうです。ラケルの祝福をレアが奪い取りました。その闘いです。これを取り戻してこなければなりません。

 それゆえ、アメリカであれば、アメリカの伝統的に現れたその家庭の伝統が、すべて反対になるのです。

 今から先生の言うことを聞いて、過去を悔い改め、このアメリカとキリスト教と国を合わせて、神様の前にささげるべき時が来たということを知らなければならないのです。

 しかし、世界はまだ先生のいうことを聞きません。滅びるようになれば、すがりついて頭を下げるべきなのに、下げません。

 全世界の王や大統領がどんなに多くても、レバレンド・ムーンが三億六千万双、三十億人類以上を祝福すれば、野党、与党、すべて消えるということを知らなければなりません。そうして、神様を中心とした統一党が生まれるのです。

  神様を中心とした所有観念

 父子の関係は宿命的です。父母を選挙で選ぶことができますか? 父母が大きくなって、王になるのです。ですから、王を選挙で抽選できますか、できませんか?

 アメリカの民主主義は、みな滅びつつあるのです。民主主義は兄弟主義です。兄弟はたくさんいます。ヤコブの兄弟は十二兄弟です。その十二兄弟のうち、だれが王になるかというときは、選挙で決めます。

 それから、兄弟主義が過ぎ去れば、父母主義が来ます。父母主義は、選挙で決めるのではありません。

 さあ、先生が教えてあげる創造理想に外れないモデルが出てくるようになれば、そのモデルのとおりに行かなければなりません。それゆえ、アメリカの国がアメリカのものではなく、神様のものであるということを知らなければなりません。世界のものでなければなりません。それから、神様に帰らなければならないのです。

 ですから、「神様の下の一つの世界」です。ですから、神様に侍ろうという話です。それは間違っていますか?(「いいえ」)。それは民主主義の反対ですか?

 第二次世界大戦後に、一九六〇年代、先進国が敗戦国を独立させるのは兄弟主義による平等が広がらなければ、ご父母様の前に審判を受けるので、そのようなことが起こるということを知らなければなりません。

 歴史はそのようになるのです。ですから、所有観念を消していかなければなりません。所有も自分のものではありません。ですから、イスラエルの人たちがその所有を教会所有に任せなければならないし、自分の息子も自分も、教会所有として任さなければならないのです。

 きょうからもう、皆さんの所有観念、すなわち、息子・娘の観念、妻の観念、自分という観念から離れなければなりません。神様の所有だというのです。きょう、このようなことを真の愛をもって宣布しました。それでこそ、真の愛が自分のものになるのです。

 先生の後について、皆さんも声を出してください。「物も神様のもの」(「物も神様のもの」)。「子女も神様のもの」、(「子女も神様のもの」)。「夫婦も神様のものです」。(「夫婦も神様のものです」)

 私たちの人間世界には、自分のものは一つもありません。こうしてすべてが真の父母の愛を中心として接ぎ木して、物も息子も父母も本然に帰るのです。これらを皆、持っておられる神様は何をされるのでしょうか? それは処理が大変です。

 ですから神様が、「わたしは王であり、王国をつくってわたしが王になり、王宮にロイヤルファミリー(皇族)をつくってあなたたち皆がわたしの所有であり、わたしの息子・娘であり、わたしの家庭ですが、あなたたちの家庭に相続してあげる」と言われます。皆さんは王の代わりの夫婦となり、王の代わりの子女となり、王の代わりに所有をもって、神様の主人の代身を間違いなくすることでしょう。アーメン。
 神様はまた、次のように言われるでしょう。

 「わたしが王をしましたが、皆さんの代にはロイヤルファミリーになって、代々千代の王国へとだんだん発展し、家庭が氏族、氏族が民族、層が重なって王になることができるように、家庭の王となり、祝福したわたしよりも素晴らしくなれる皆さんではないでしょうか」。皆さんはそれを感謝します。アーメン

 わたしは家庭の王となって祝福したのですが、皆さんは氏族の王、国家の王、世界の王…。神様万歳

 そうなれば、統一教会全体に、今こそ所有は教会所有に帰らなければならないのです。所有は自分のものではありません。教会のものでもありません。国のものですが、国だけのものではありません。国から世界を越え宇宙を越えて神様のものとなり、神様のものになってから自分のものになるのです。

 それでは結論に入ります。万物と、祝福を受けた皆さんの子女すべてを神様の所有として、先生が祭司長となって、祭壇の前に割かないでそのまま、神様の前に真の父母とともに奉献することを願いますか、願いませんか?

 すべての祝福を受けた世界の家庭が、アダム祝福を受けた完成した家庭、解放的天国に直行することのできる家庭として、それを連結させなければならない責任があるのです。真のご父母様がいなければそれはできません。

 教会の所有に移らなければなりません。そうして、その所有は教会自体で思いどおりにしてはいけません。

 教会の所有までプラスして、国を取り戻す運動をしなければならないのです。そして、国の所有にして、ささげるのです。「教会所有を国の所有にします。国の所有を天宙の所有にします。天宙の所有を神様の所有にします。神様の所有が自分の所有になります。アーメン」。(「アーメン」)

 家庭の所有を教会に預けますが、教会に預ける日には教会のものにもなりますが、教会を越えて国のもの、国を越えて世界のもの、世界を越えて宇宙のもの、宇宙を越えて神様のもの、神様のものを越えて自分のものになるのです。その所有権の移動をして、主人を捜していくのです。

 皆さんは、その所有を真の家庭のために使うことを願いますか、真の国のために使うことを願いますか? 真の地上・天上天国のため、神様のために使うことを願いますか? どちらですか?(英語)万歳、万歳、万歳。

 その後、日本人四十人、カナダ人、フィリピン人、台湾人各十二人、アメリカ人四十人、韓国人十二人が真のお父様の指示で整列した後、「奉献転換式宣布」が行われました。

  奉献転換式宣布

 歴史的な時間です。何人かがこのように集まり、真のご父母様がこのような式をするというのは、ある面で公的なものです。横的な面でも、縦的な面でも公的なのです。
 それで横的な世界の祝福が終わるときに行うのです。

 今年の年頭標語は、「真の神様を絶対に誇り愛することは三億六千万双の祝福完成とサタン世界の血統断切」です。これは歴史的な宣言であり、世界史的なものです。神様がどれほど慎重にこの日を待ち望まれたかを考えなければなりません。痛哭すべき時間です。

 神様を父母として父母の国がなければならないし、長子の国がなければなりません。それが、イギリスを中心としたカイン・アベルの子女の国でした。

 お母様と一つになって、イギリスと父母の国をつくり、子女の国をつくったならば、統一天下ができていたはずなのに、それをキリスト教文化圏が反対したのです。

 旧約時代にイエス様が来られたのに、新約時代の出発に反対してイエス様を殺してしまいました。それと同じように、再臨の主が来られたとき、家庭的理想を完全に破綻させたのです。今まで家庭四十年荒野路程において荒野に追い出され、地球星においてこれが全部分かれたので、地球星に侵略時代が来たのです。

 それゆえに、地球星を全部天の国にして、王圏王国を回復しなければなりません。そうしてこそ、創造理想として願われたアダムの失敗と、イエス様を立てて国の成就、世界の成就まで延長させたすべてが終結します。それによって神様の解放、ご父母様の解放を中心とする地上天上天国の王圏がなされ、このことが終結するのです。アーメン。
 その終結に向かう最後の準備の式が「奉献転換式宣布」です。




 〈祈祷〉

 愛するお父様、きょう一九九八年五月二十六日、「真の万物の日」午後二時を期し、ご父母様を中心として、ご父母様としてこの地上で越えるべき蕩減の峠をすべて越えるようになりました。

 六月十三日を期し、三億六千万双の祝福を中心として、一年七か月後には三億六千万双全体が、この父母の国と長子権国家が一つとなって全世界が方向を整え、一つの宗主国を復帰し、天国に向かっていくことのできる高速道路を開通させる時代が参りました。

 ここにおいては地獄が解消されるでしょうし、嘆息していたすべての人類、天上世界と地上世界の人たちが解放され得る時代を迎えるようにしてくださったご父母様の恩徳を天が愛されることによって、今、父母の国を立て、長子権の国を決定しました。

 韓国の十二人、日本を中心として四十人と三十六人を中心とした者たちが、母の国として責任を果たせなかったものを連結させて、彼らが決心して、三人の娘と一つとなることによって四位基台的基準を復帰し、天使長世界になっていたアメリカを、初めて祝福することのできる時代になりました。

 今、韓国と日本と台湾とフィリピンとカナダと英国、そして第二次世界大戦に所属していたすべての国が一つとなり、そこに加担され勝利の統一を願われていた第二次世界大戦直後に、真の父母を中心とした統一王国世界を失ったものを、家庭的王国編成をするために、祝福の道を開拓なさったご父母様の苦労をお助けになられたお父様の前に、真に感謝を申し上げます。

 夢のようなことを開拓するための路程において、お父様がご苦労なさって開拓されたその日々をわたしが知り、だれも知ることのできないこの道を……。お父様 峠を越え、山を越えて海を渡り、大洋を渡り、大陸を渡り、これらを展開するためにどれほど統一教会の人たちが冷遇されたでしょうか。

 その涙した涙の功を捨てられることのないお父様の愛によって、ご父母様の国を条件的にささげ、子女の国までささげ、今、キリスト教を中心とした統一的王国圏を立てることのできる解放的世界に前進することによって、南北統一はもちろん、日本と韓国が一つの国になり、台湾あるいはフィリピン、カナダが人種を超越し、一つになったその基準の上に、アメリカを中心として、一つの家庭的子女の因縁をアダム家庭で立て、神様の愛をいっぱいに受けた上下の愛、左右の愛、前後の愛、家庭的理想愛の基準を中心として、定着できなかったすべてを、天下の国を中心として再度定着できる期間をご父母様が宣布し、これを成就させた基盤をお父様の前に奉献いたしますので、お受けくださいますよう切にお願い申し上げます。

 今、お母様が韓国の十二人と日本を中心として台湾、フィリピン、カナダの三十六人と合わせた母の国、そして天使長の国まで連合させ、一つになる立場に立って、ご父母様の前にお母様と一つになった立場で、初めてこの二つが一つになった基盤の上に、ご父母様と一つとなり、神様の前に父母と子女が一つになった全体の条件的勝利の限界線を越えることのできる約束の時を迎えて、このような式を挙行いたしますので、喜んで受け入れてくださるよう、切にお願い申し上げます。

 進行するすべての条件が歴史的な宣言となり、摂理史的な勝利の盾の圏としてくださり、愛主権完成の世界に家庭を越え、国家を越え、サタン世界の痕跡を除去させ、天宙全体に神様が自由往来されることができ、解放的な全体圏内で愛の覇権を持った主権を持ち、治めることのできる愛の大王となるよう許諾してくださいますことを切にお願い申し上げます。

 このような「奉献転換式」を宣布いたしますので、お父様、お受けください。真のご父母様のみ名によって、再度再度、宣言、宣言、宣言いたします。アーメン アーメン アーメン



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

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Last updated  2023.06.11 21:04:23
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