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2024.07.03
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カテゴリ:宗教/天地創造
金活蘭(梨花女子大学退学処分事件)総長🌻真の父母を紹介すると顔が真っ赤になった
霊界で会った人たち🍓李相軒先生🍇




2024/07/03
#統一教会#文鮮明#韓鶴子#家庭連合#李相軒#霊界

八 金活蘭

 金活蘭という人は、地上で韓国の梨花女子大学の総長まで務めた、最高の学界出身の一人として名声の高い女性でした。そして、彼女は神様に対する固い信仰生活を行って、多くの人たちから嘱望されてきた韓国最高のエリートでした。ところが、地上で最高のエリートが、霊界でもそのような位置をそのまま維持しているだろうかという疑いをもちました。

 私が霊界に来てから間もない時、キリスト教徒たちのグループを訪ねていきました。するとそこには、雲に乗ってこられる主をどれほど切実に待っているのか、ふわふわと雲の上に主の模型を掲げて慕いながら、祈祷する姿が見られました。

 そして、そこには、イエス様の絵の模型もありました。ところが、そのグループの中には、イエス様はいらっしゃいませんでした。キリスト教徒たちは自分たち同士、たくさんのグループを形成して暮らしているので、その組織は膨大でした。

 私が探そうとする金活蘭女史はそのようなグループとは別の所にいました。彼女が私たち統一教会に対して行った迫害とそれによる痛みは別にしても、神様に対する間違った判断の結果が、どうなったのか調べてみたいと思っていました。ところである日、私は彼女を見つけました。キリスト教徒たちのうち、少し特色のあるグループであるハイクラスの人たちが集まった集団の中で、一生懸命に講義するある女性を見つけました。そこで私は、彼女の熱心な講義を聴講しました。

 彼女の講義の要点は、「来たるべきメシヤである再臨主がまだ来られていないので、その日まで私たちはろうそくをともして礼拝を捧げながら、祈祷しなければなりません。私たち女性の使命は、新郎を迎える新婦の精誠を惜しまず、みな一緒にその日まで熱心に祈祷しましょう」という内容でした。

 私はその群衆の後ろに立って、大きな拍手をしました。そのようにすることによって私に関心をもたせ、彼女に会う機会を得るためです。案の定、彼らが私を一斉に見つめました。金活蘭女史も、「どこから来られましたか」と私に丁重にあいさつしました。「私は神様から送られた使者です」と紹介すると、彼女は「上品な方が冗談をおっしゃるのですか。神様の使者ですって?」と聞き返しました。その場のすべての人たちが私を見つめていたので、そこで彼らにメシヤ論を宣布しようと思いました。

 「女史。再臨主であられるメシヤは、来られてからもうかなりたちました。この新婦たちに対する教育は間違っています。女史も御存じのはずです。主は来られました。ずっと前に来られて、今は天国建設と世界平和、そして万民をお救いになるために懸命に苦労していらっしゃいます」と言うと、彼女は「それは異端たちがする話だ」と言いました。「では私が話す異端の話を少しばかり傾聴されますか。私の講義を聞いて、それが間違っていたなら、私も女史の教育に加わります」と心から話しました。参加していた大部分の女性たちは、「一緒に聞いてみましょう」と言いました。

 それで私は、「この時だ!」と考え、メシヤが来るべき同時性摂理の年代表を比較的詳細に説明しながら、彼らが自ら悟るように導きました。そして私は、イエス様の十字架の問題を説明し、来られるべき再臨主がイエス様の使命を引き継がなければならないという内容を、詳細に説明しました。

 それから、私は彼らに質問を投げ掛けました。「私が神様の送った使者ではないと思いますか。私の理論が間違っていますか。『原理』が正しくありませんか。これ以外にも根本的な内容がたくさんあります。その内容を聞くことを望まれるなら、今度また講義いたします」と言いました。

 金活蘭女史が「あなたはなぜここに来たのか。誰に会うために来たのか」と質問をするので、「私は金活蘭女史に会うために来ました」と言いながら、真の御父母様を彼女に紹介しようとしました。「金活蘭女史はひょっとして文鮮明先生の名前を御記憶ですか」と私が尋ねると、彼女は知らないと言いました。もう一度彼女に尋ねましたが、知らないと言うのです。

 「では、統一教会という名前を聞いたことがありますか」と言うと、しばらく考えてから、「その名前には覚えがある」と言いました。「その教会の教主が誰だか御存じないですか」と言うと、彼女は、「今になって思い出す」と言いました。「そのお方が正に再臨主であり、真の父母であられる文鮮明先生であられます。人類を救うために、血と汗を流しながら苦労していらっしゃるお方です」と紹介すると、金活蘭女史の顔はにんじんのように真っ赤になり、彼女はとてもうろたえました。

 その時になって初めて彼女は「それならば私は大変な罪人ですね」と言いました。そして「では、私を罪人として捕らえるために訪ねてきたのですか」と言うので、私は「罪人というのは人間が判断するのではなく、ただ神様と歴史が審判します」と答えました。

 ここに集った聴衆たちは私の話に関心を表しました。主は来られたといっても、自分たちにはよく分からないことだったからです。金活蘭女史は私に、個別に会おうと言いました。それで、私は「きょうはこれくらいにして、望むならば、今度来て原理講義をいたします」と言うと、金活蘭女史が大変具合悪そうにしながら、「それに関しては自分たちが相談したあとで時間を決めます」と言いました。ところが、突然、一人の女性が手を挙げながら「先生の話を聞きたいです。聞いてみましょう」と叫ぶので、他の女性たちも異口同音に「聞いてみましよう」と言いました。私はそこで三日間、原理講義を熱心にしました。大部分の女性たちは涙を流しながら祈祷し、賛美歌百六十二番の「備え、備えよう」を賛美しながら大騒ぎになりました。

 問題の金活蘭女史がどのようになったのか気になる地上の食口たちには、梨花女子大学から退学処分を受けた食口の皆さんが多いだろうと思われます。しかし、ここにいる女性たちは胸をたたきながら、「主よ、この罪人を何といたしましょうか。主よ、主よ、この罪人をお救いください」と言いながら悔い改めているという点をお知らせしようと思います。

 それ以後、金活蘭女史は真摯に、「謝罪申し上げる」と言いました。そして「私によって苦しみを受けた方たちのために、私はどうしたらいいのか」と尋ねました。それに対して私は「すべての女性キリスト教徒たちに、地上に来られた主は、文鮮明先生であられ、そのお方が真の父母であり、救世主であり、万民の父母であられることを証する総長の役割を果たしてください」と言うと、彼女は笑いながら、「一生懸命、罪を償う心情でそうします」と約束しました。

 彼らを屈服させた私の気持ちはうれしかったのですが、過ぎし日の摂理歴史に汚点を残し、傷を与えた痛みが、私をほろ苦くさせました。
(一九九八年五月二十一日)




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2024.07.03 19:50:41
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