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遅ればせながら完読しました。
[writer] ダン・ブラウン [characters] ロバート・ラングドン・・・ハーヴァード大学教授。宗教象徴学専門 ソフィー・ヌヴー ・・・フランス司法警察暗号解読官 ジャック・ソニエール・・・ルーヴル美術館長 リー・ティービング ・・・宗教史学者。「聖杯」の権威。ラングドンの親友 ベズ・ファーシュ ・・・フランス司法警察中央局警部 ジェローム・コレ ・・・フランス司法警察中央局警部補 マヌエル・アリンガローサ・オプス・デイ代表。司教。 シラス ・・・オプス・デイの修道僧。色素欠乏症。 [story] ルーヴル美術館の高名な館長、ジャック・ソニエールが殺害された。 宗教象徴学の権威であり、第一容疑者であるロバート・ラングドンは、現場で協力を要請される。 ソニエールの遺体はレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な素描「ウィトルウィウス的人体図」を模してあり、奇妙な 暗号が遺されていた。 現場に臨場していた暗号解読官にして、ソニエールの孫娘であるソフィーは、警察の罠を察知し、ラングドンを逃亡させる。 「モナ・リザ」「岩窟の聖母」「ウィトルウィウス的人体図」・・・ 数々のダ・ヴィンチの絵画の謎が導く、歴史の真実とは。 [comment] 今まで敷居が高くて、中々手が出なかったものの、人の勧めで読んでみたら結構読みやすい。 実質2日くらいで読みきってしまった。 内容はキリスト教の真実の姿を明らかにしていくといった感じ。 薦めてくれた人は、キリスト教やヨーロッパの文化の素養があったほうが面白いといっていたが、素養はないものの、 たまたま今回の「聖杯」やその他の周辺事情について知っていたので、中々面白かった。 今までは漠然と周りに散りばめられていた物語を一つにまとめ、意味づけをした感じなのだろう。 一応ミステリーの要素もあり、聖杯自体の謎解きもあり(こちらの謎は意外とすんなり解けていくので味気ない気もするが)、 読み応えはあるかも。 これって、始まってから事件が一応終結するまで一日位なので、ヨーロッパ版「24」といえなくもない。 ただ、本家と比べるとやはり味付けが薄く、すんなりと解決に至ってしまっているので、24を見た後というタイミング では厳しかった。 人物描写 ★★★☆☆ 物語 ★★★★☆ 技術 ★★★☆☆ インパクト ★★★★☆ 総合 ★★★★☆ いろんな薀蓄が含まれていて勉強になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月16日 05時40分14秒
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