酔生夢死

セカンドウィンド（1）

[登場人物]
溝口　洋・・・主人公。自転車をこよなく愛す少年。父が行方不明だが、自転車乗りだったらしい。祖父と二人暮らし。

清水　元・・・南雲デンキジュニアチーム所属。洋との関係は良好
今泉　昇・・・同上。恵まれた体型を生かしたスプリンター。洋との関係は険悪
南雲　真一・・・南雲電気グループの嫡男。オールマイティ
江口　修・・・南雲ジュニアチーム小学生の部の少年

田村　岳・・・田村自転車商会の息子。クライマー
佐久間多恵・・・洋の幼馴染

黒岩　繁雄・・・南雲デンキ自転車部監督

井崎　照吾・・・鳴滝村に住むアーティスト。洋のよき理解者


[物語]
ものごころがつくころから自転車にのめりこんでいた洋

相棒である軽自転車(元郵便配達用)を駆り、近所の峠道を攻略していると地元の実業団のジュニアチームと邂逅する

悪態をつく昇に腹を立てた洋は、彼らの主催するレースに参加する

しかし、自己流＋シティサイクルの洋は太刀打ちできず、それでもシティサイクルで9位という成績を残す

実業団の監督に見込まれた洋はロードレーサー支給という破格の条件で練習生として迎えられる

練習に明け暮れる洋だったが、実業団＝プロという環境の中で熾烈になる競争に疑問を感じ、実業団を離れる　(第一部)


しばらく自転車から遠ざかっていた洋だったが、幼馴染多恵の勧めもあり自転車と再び向き合う

近所の難所"清姫峠"を攻略中、自転車屋の息子・岳と出会い、互いに切磋琢磨する仲となる

"メデューサの一瞥"、"天狗の蹴落とし"と難所をクリアし、二人は再び、南雲デンキ率いる実業団ジュニアチームとの対決のステージへと向かっていく


[観想的なもの]
「サクリファイス」に続き、自転車もの

こちらはタイトルの「セカンドウィンド1」というところでもわかるようにまだ完結してない

また、主人公が中学生ということもあり、「青春」というキーワードのほうが強いイメージ

まだまだ明かされてない伏線もあり、将来的には海外を転戦するようなプレーヤーになるのだろうが、まだまだ先がわからない

盛り上がるのはこれからか？


[採点]

人物描写　　　 ★★★★☆
世界観　　　　 ★★★☆☆　　
物語　　　 　　★★★☆☆　　
技術 　　　　　★★★☆☆
インパクト 　　★★★★☆　

総合　　　　　 ★★★☆☆


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