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カテゴリ:ドラマ
ビルから転落した男のはなし
ビルの窓清掃の男(平賀雅臣)が転落死する 男には多額の借金があり、血中から睡眠成分が抽出されたため、家族に保険金を残すための覚悟の自殺と判断される しかし、免責期間中の自殺のため保険金は支払われなくなる 自分たちの行った解剖が必ずしも残された家族にプラスの効果をもたらすわけではないという事実にぶち当たる5人 一方で亮介の病院で医療事故が発生 亮介の父の指示で事故は隠蔽されるが、その事実を亮介は知ってしまう 遺族に残されたメッセージを伝えるという法医学の道に進んだ亮介は、真実を伝えるべきか否か決断を迫られる 家族のために自らの命を犠牲にして、という自己犠牲の精神はこのドラマを通じて流れるテーマ これはこれでツボなので大変結構なのだが、お父さんの計画が杜撰すぎやしないか ポイントは自殺の免責期間内ということで、いかに自殺と分からなくするか なのだが、その辺に配慮した気配が全くない それまで従業員や取引先に恐ろしく気を使ってきた人なのに、なぜ仕事中に自殺することにしたのか それまで築き上げてきた信頼をフイにしてしまう暴挙だ 家族のためだったら他人にどんな迷惑をかけても構わないのか 事故に見せかけて自殺する方法は他にあったのではないか(それでは当然ドラマとして難しくなってしまうけど) これまでのシーンを振り返り、解剖する意味を再認識するあたりは、最終回に向けてドラマを締めに来た感じがしてちょっと寂しくもある さらに、WBCの影響か、視聴率が一気に10%ぎりぎりまで落ち込む これまで14%くらいで推移していたので、次回が正念場 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月14日 00時35分03秒
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