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カテゴリ:ドラマ
前回自らのトラウマの種を解き放ってしまった柊
それまでの封じ込め方も異質だっただけに、それが一気に反動としてあらわれる 半狂乱となり手がつけられず、かといって休暇を取らせても問題は解決しない 君島は婦人科の榎原と相談し、柊を婦人科に移すことにする 玉木は君島の下につき、研修を続ける 玉木を囲い込もうとする助産師木村(映見くらら)の勇み足により嶋えりな(本仮屋ユイカ)が玉木争奪戦に参戦 妻を亡くした徳本のもとに弁護士が現れ、医療過誤の裁判を勧める 婦人科に移った柊は、16歳の末期がんの少女の担当となる シングルマザーである母親は、涙に暮れ、柊は少女に直接告知を試みる・・・が、告知できず 徳本のもとに訪れた弁護士は週刊誌をたきつけ病院を攻撃 柊は真実を確認しに来た徳本に対し、もう忘れたいからと無碍なく追い払う 榎原は少女に告知を行う 今回は柊のサイコ度が爆発 なんで普通のドラマにしないんだろうか 今、危機を迎えている産婦人科を舞台にし、その大変さを世間にアピールするってだけじゃダメなのか 一工夫必要なのはわかるが、「任侠○ルパー」といい、今作といい、その一工夫のほうがメインになってしまっている あくまでオプションでしかない材料が表に出てしまうとバランスが悪く、どうしても本題が浮かばれないし、そうすると何が言いたかったのかがわかりにくくなってしまう ドラマの構成のちぐはぐさがどんどんあきらかになってきている 主人公の精神的な不安定さがそのまま伝わるようにしているのか 脚本&演出がポンコツなのか 不手際のない患者死亡であれば、法務担当のいうように堂々とそれを主張すればいい 主人公柊はわざわざ柊を信じたくて訪れた徳本本人に言うべきでない、個人的な想いを伝えてしまう 火に油を注いでしまうことが目に見えているが、良心的な患者が医療機関の不用意な発言で裁判しますよという流れであり、モンスターペイシェントに不必要に寄与してしまうのではないか 医療行為自体は正しかったんだから問題ない、でも患者も悪くない それでも、泥沼の医療裁判もまた正しいんだってことになってしまう この方向性は大丈夫なのか? ちゃんとフォローするんだろうか 医療行為が正しかったことは視聴者はすでに認識できている、それと裁判は別物で、なぜ患者が訴えを起こしたのかそこをフォローできるのか 単に医療行為は正当でしたでは視聴者は納得できない 主人公だからあとになって柊に謝らせるだけでも問題は解決しない なんかこのドラマは途中まではそれなりに作ってる(今回のも板谷由夏を医者患者の仲立ちとして機能させるなど)のに、最後の最後は投げ捨てるからなぁ 柊も最後の姿として、まっとうな医者として復活なり成長するというのはイメージわかないし なんか壊れたままでも、走り続けなきゃとか精神論で終わりそうだ 玉木とえりなの急接近 いままで前ふりがなかっただけに突然感は否めない 玉木を囲おうとする木村の動きやそれによって触発されるえりなの恋心まではありだと思うけど、それから数日で密会、キスまでいくのはどうかなぁ 木村との同棲までもちょっと展開が早い気がするが、個人的に雄輔のイケメンぶりが正しく認識できてないのかなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月22日 10時53分15秒
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