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女信長 西洋史の司馬遼太郎と呼ばれてたり呼ばれてなかったりする佐藤賢一のまさかの日本史ど真ん中の信長もの とはいいつつも、「もしも信長が女だったら」という大胆なifものにチャレンジ 上杉謙信が実は女だったのではというのは結構有力な説だったりするので、あながちフィクションでもないのか??? 当時としてはあり得ないくらい先進性に富んだ信長の思考を信長が、当時の常識や格式にとらわれない女だったらという仮説で進めていく本作だが、初めのうちは、そこそこ説得力があったものの、途中からドロドロの恋愛ものに成り果て、浅井長政や明智光秀との恋愛関係のもつれから徐々にその精神のバランスを崩し、ヒステリックに壊れていく様は残念 最後まで読めなかったが、光秀の謀反の原因は恋愛関係のもつれとするつもりなのだろう フィクションなのだから、割り切って読めばよいのだろうけど、どうしても我慢ならず、未了となってしまった 信長の先見性は、男とか女とかっていうよりは、もっと先の時代を識っている人間が、戦国時代にタイムスリップしてとかのほうが説得力があったかも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月31日 19時54分01秒
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