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カテゴリ:映画
[登場人物]
津雲半四郎・・・市川海老蔵 千々岩求女・・・瑛太 美穂・・・・・・満島ひかる 斎藤勧解由・・・役所広司 [監督] 三池 崇史 [物語] 江戸時代初期 政権を取った徳川家はその体制を盤石とするため、有力大名の改易、転封を繰り返し、その影響は豊臣家恩顧の安芸福島家にも及ぶ 城の無断改修をとがめられた福島家は改易、家臣は路頭に迷う 浪人となり江戸に出た求女は妻・美穂、息子金吾と舅半四郎とともにつつましく生活を送っていた しかし、息子金吾が病にかかり、求女は当時流行してた「狂言切腹」に打って出る 狂言切腹とは幕府の有力御家人の屋敷に申し出て、当地での切腹の許可を得ようというもの 当初武士の誉れとして、家臣へ取り立てることもあったが、模倣するものが増え、有力御家人からは迷惑なものとして忌み嫌われていた 徳川四天王の井伊家に飛び込んだ求女が切腹を申し出ると、求女の目論見が外れ、切腹を許されてしまう しかし、持参した刀は竹光 腹が切れるはずもなく、七転八倒した後、首を刎ねられる 求女の顛末を知った半四郎は、ある決意を持って井伊家に乗り込む [観想的なもの] 救いがない話。 幕府の目論見でつぶされてしまった福島家 そのために本来なら武士らしい生活が保障されていたはずなので貧乏を甘受する求女と美穂 切腹したいという申し出に礼を持って応じた井伊家 巨悪や身勝手な人物がいないのに結果としてはみんなが不幸になってしまう それだけだとほんとに救いがないお話になってしまうので、求女の死を辱め、悪役となった若者(青木崇高)の存在や、そもそも求女が強請る相手として選んだのが、福島家を取り潰した徳川の重臣・井伊家だったことなどがちょっとアクセントとなっているのかな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月18日 15時39分41秒
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