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カテゴリ:写真 デジカメ 銀塩カメラ レンズ
セコニック L-398M スタジオデラックス 2 を使っています。¥13,100(税込)(横田俊英) (タイトル) セコニック L-398M スタジオデラックス 2 を使っています。 (本文) セコニック L-398M スタジオデラックス 2 を使っています。 フィルムカメラの露光の計器に怪しさがある場合には、この「L-398M」は便利です。 3型も出ていますが、この2型を使っています。 このセコニック L-398M スタジオデラックス 2 などの系統は電池を使わないのがとても良いのです。 露光を求めたいのにそのときに電池がなくて、露出計が動かないというのでは困ります。 L-398Mという型番がありますが意味は知りません。398だから3980円ということではないのです。税込み¥13,100(税込)で通販サイトに出ておりました。 そんななのにフジヤカメラの査定価格はAクラスで3,000円、ABクラスで2,500円です。 中古としての価値はほとんどないので使いつぶす、しかない実用の道具です。 露光計は照度計です。ただそれだけのことであり、これと連動する数値を円盤状に巧みに組み合わせて、カメラの露光に役立てるのです。 基本的には受光式の計器であり、撮影対象にどれだけの光が届いていてどれだけ明るいかを測定するのです。 露光を決めるのは撮影者です。計器に表示された光の量を知って、撮影意図に応じて露光を決めるのです。 露光をするための光の量を経験を通してよく知っている人は良いのですが、そうでない人は露光計を頼りにします。 その昔、写真を撮り始めた頃には晴れ、曇りなどの空模様に応じてシャッタースピードと絞りを決めていたのです。 それで十分に用が足りたのですが、便利な機械があるとそれに頼らないと不安になるのだから変であり、これではいけません。 セコニック社製の定番露出計はロングセラー商品です。 現行L-398Aと同じスタイルのスタジオS「L-28A」が発売されたのが1957年です。 その変遷は 1957-1970 年「L-28A」 スタジオS 1964-1971 年「L-28C」 スタジオデラックス 1970-1976年「 L-28A2」 スタジオS2 1970-1976 年「L-28C2」 スタジオデラックス 1976-1989 年「L-398」 スタジオデラックス 1976-1989 年「L-398M」 スタジオデラックス2 1976-1989 年「L-398A」 スタジオデラックス3 スタジオデラックス2と3の違いは、光に反応する受光素子がセレンのものからアモルファスセンサーに変わったことです。 環境に配慮したということになっております。 このこと以外は殆んど変更はありません。 セレン方式は40年の耐用年数があります。 アモルファスのそれは良く分かりません。 3型は2型の2倍の値段になっています。 SEKONIC 露出計 スタジオデラックス3 L-398Aは、アマゾンでは参考価格 ¥32,400のところ、¥25,752とあり配送無料です。値引きは¥6,648 (21%)です。 ここでアモルファスといっているのは、アモルファスシリコン光センサのことです。 アモルファス光センサはフォトダイオードの一種で光の有無や強さを検知することができます。出力電流は照度に対し比例的に変化するため、精度良い検知が可能です。 また可視光領域で高感度という特性があります。人間の目で感じることのできるのは、約400nmから約700nmまでの波長の光です。アモルファス光センサは、ほぼこの波長の光だけに感度を持っているため、人間の目に近いセンシングが可能です。 パナソニックのアモルファス光センサはアモルトンの商品名で発売されており、太陽光発電に利用されております。 セレンとは何でしょうか。セレン(英: selenium)は原子番号34の元素。元素記号は Se。カルコゲン元素の一つで、セレニウムとも呼ばれます。 セレンは自然界に広く存在し、微量レベルであれば人体にとって必須元素です。抗酸化作用(抗酸化酵素の合成に必要)があるが、必要レベルの倍程度以上で毒性があり摂取し過ぎると危険です。 水質汚濁、土壌汚染に係る環境基準指定項目となっております。これはセレンの性質が硫黄にきわめてよく似るため、高濃度のセレン中では含硫化合物中の硫黄原子が無作為にセレンに置換され、その機能を阻害されます。 克山(クーシャン)病(Keshan disease:中国の風土病)やカシンベック病 (Kashin-Beck disease) の原因としてセレン欠乏が考えられている。 セレンを主成分とする鉱物は、銅或いは銀との化合物のセレン銀鉱やセレン銅銀鉱が知られます。産出量の少ない鉱物で有るため鉱石として利用はされません。硫黄化合物として産出する事が多いため工業的には、硫酸製造の際の沈殿物や銅精錬時の副産物を精錬して取り出されます。 主な産出国は、日本28%、カナダ26%、アメリカ18%などとなっている。産出量は2.15×103トン、予想埋蔵量は70×103トンとされております。 金属セレンは、半導体性、光伝導性があります。これを利用してコピー機の感光ドラムに用いられてきました。またセレンは整流器(セレン整流器)に使われたり、光起電効果によりカメラの露出計に使われてもきました。 初期のカメラの露光量を測定したり、セレンの光起電効果を利用して自動露光装置がカメラに組み込まれました。 セレンはガラスの着色剤や脱色剤に使われてきました。しかし毒性があるため現在は使用が制限され多くの用途において代替物質が使用されるようになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月27日 10時28分22秒
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