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カテゴリ:旅行(旅と自然の日記)
立山連峰に咲くナナカマドの白い花です。タカネナナカマドが別にあるようですがこれはナナカマドです。
立山 室堂平の少し上に白い花を咲かせるナナカマド。 7月18日に撮影。 ナナカマドが大日岳を覆うように生えている。 ナナカマドの白い花が咲いている。7月18日に撮影。 室堂の山小屋などがナナカマドの向こうに見える。7月18日に撮影。 向こうに大日岳などが見える。手前がナナカマド。7月18日に撮影。 室堂平から一の越方面に少し上ったところで出会ったナナカマド。7月18日に撮影。 立山の室堂平から一の越に向かったあたりで白い花をつけるナナカマド。 ナナカマドの名は燃えにくいことからきている。 七度竈(かまど)に入れても燃え切らないないというのです。 高山では秋になって最初に赤く染まる木として有名です。 涸沢の紅葉はナナカマドが担っていると言って良いかもしれません。 北海道の旭川市などの街路樹はナナカマドです。 ヒノキほどには高くまりませんがナナカマドであると言われなければ街路樹がナナカマドであると気付かないでしょう。 ハイマツも富士山では杉の木のように背が高くなります。ナナカマドもこれと同じです。 写真の白い花はナナカマドの花です。 背丈が2メートルほどにしかならずに葉の表面が光っているのがタカネナナカマド(高嶺七竃)だということです。 この手の分類が声高だと山の樹木と花を見るのに腰が引けてしまいます。 そのようなことで「高山植物」に分類されているのはタカネナナカマド(高嶺七竃)である。 難しく分類している人がいるようだ。 その分類に従って説明されているのが次のようなことである。 【以下はウッキペディアが説明するタカネナナカマド】 タカネナナカマド(高嶺七竃、学名:Sorbus sambucifolia)はバラ科ナナカマド属の落葉低木。高山植物。 特徴。 樹高は1mから2mになる。 今年生の若い枝には淡褐色の皮目があり、白色の軟毛が散生する。 托葉があるが早く落ちる。 葉は互生し、長さ9cmから20cmの奇数羽状複葉で、うち葉柄は長さ2cmから3cmある。 小葉は7から11個つき、狭卵形で、長さ4cmから6cm、幅1cmから2.5cm、先端は鋭くとがり、基部は鈍形になり、縁には全体に鋭鋸歯がある。 葉の表面に光沢があり、裏面は淡緑色で側脈が目立ち、側脈は縁の鋸歯に達する。 花期は6月から7月。 枝先に複散房花序を斜上またはやや下向きにだし、白色でやや紅色を帯びた花を10数個つける。 萼は杯状で萼筒の長さ3cmから4.5mm。花弁は長さ4cmから6mmになり、ほぼ円形で直立または斜上し、5枚。雄蕊は15から20個、花柱は5個あり子房は中部以下で合着する。 果期は9月から10月。果実はナシ状果で長さ12mmから20mm、幅10cmから16mmの楕円形になり、赤く熟し、下垂する。 果実に皮目はなく、ふつう頂部に萼裂片が直立して残る。種子は長さ4mmから5mm、幅2mmの卵状楕円形になる。 分布と生育環境。 日本では、北海道、本州の中部地方以北に分布し、亜高山から高山の林縁や低木林に生育する。世界では、千島、樺太、カムチャツカ、朝鮮、沿海州に分布する。 【高山植物とは】 高山植物(こうざんしょくぶつ)とは、一般には森林限界より高い高山帯に生えている植物のことを指す。広義には高山帯だけではなく、亜高山帯に生育する植物も含める。 定義 高山に生育するから高山植物と呼ぶわけではない。例えば、北海道の礼文島や利尻島では森林限界が低いため、北アルプスで標高2,500メートル付近に生育している高山植物を平地や海岸近くでも見ることができる。 より狭義には、高山帯に固有の植物を高山植物と言う。つまり低山帯や丘陵帯にも生えているが、適応の幅が広いので高山帯にも生えている植物は高山植物と呼ばない。ただし、実際には高山へ向かう間に見かける草花も、すべて高山植物と言ってしまう場合が多く、高山植物図鑑の表記でもよく見かける。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年06月06日 14時15分25秒
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