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「計量計測データバンク」ニュース

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2016年07月05日
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【紀州犬とサラブレッドやアラブ馬に見る美しさの共通点。そして紀州犬を飼う楽しみの考察。】

紀州犬のメス犬です。5歳半です。
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紀州犬のオス犬です。1歳8か月です。
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【紀州犬とサラブレッドやアラブ馬に見る美しさの共通点。そして紀州犬を飼う楽しみの考察。】

 良くできた紀州犬は美しい。良くできた紀州犬は良い姿をしている。サラブレッドやアラブ馬の姿態が美しいと思えると同じほどに良くできた紀州犬は美しいのである。

 日本犬標準に書かれている内容は気性の部分を除くと日本犬の美を文章にしたと考えて良い。

 その日本犬標準のような姿態をした日本犬ならびに紀州犬のことを想定して犬を飼う。

 現実と理想との狭間に戸惑う。身体の部位のあちこち、顔と頭のあちこちをその文章に照らしては何故なのかと落胆もする。

 飼い犬はこんなもんで良いのではないですか、と受け口の歯を出してニタリとする。

 その眼はというと小さくて丸く瞳は青い。

 頭部から鼻の先へのつながりは窪みといったものは見えずにほぼ直線である。上唇はだらりと下がり、唇の根元は弛んでいる。

 前肢は細い胸から外転した肘の下に開いた前脚が広がっている。後肢は内側にグニャリと入り足先が外を向く。

 前胸はというと下がることなく腹部まで一直線であり、ともすると腹部の方が下がっている。そして胴は丸太のようである。

 腰は細く、腰から尻は斜面をなしていて尾は低い位置から後方に向かって伸びた後にくるりと二重に巻く。

 そのような紀州犬を飼っている飼い主は抽象表現の日本犬標準を自分の犬のことだと思って悦に入る。

 これで良いのだ。私の飼い犬は名犬であるのではないか、と思う。

 人は負け知らずの競走馬が活躍すると喝采を送りその馬が勝ちづづけることを期待する。

 フランスの凱旋門賞にその馬が出走すると大挙して応援に出向く。日本の競馬場でもその馬が勝利すると15万人のファンが怒号し多くの人が涙を流す。

 日本ではアラブ馬の競争はなくなったがサラブレッドは三頭のアラブ馬のオスに帰る。サラブレッドの美しさはアラブ馬から生まれた。

 私はアラブ馬の美しさと紀州犬の美しさを重ねて見てしまう。

 競走馬はその立ち姿も歩き姿も駆け足の姿も疾駆する姿も美しい。紀州犬の姿が馬の姿に重なる。そうしたことで紀州犬は美しいと思う。

 耳は外側が少し丸くなった三角にして袋状であり、眼はその耳の下端に向かってやや釣り上がり気味に上がり、その眼は丸くはなく蛤状を呈する。

 口吻は太く丸く、大きな頭部とつらなる額から少しの窪みをつくって流れ落ち、吻先はよく締まる。上唇と下唇は口の根元に向かって直に伸びる。その直線は長く唇の奥まで深く続く。

 胸は舟形に落ちて腰部にかけて締まり、腰はがっしりと力強い。背は尻尾の部分までほぼ真っ直ぐに伸びる。

 適度に広い胸からほぼ直に降りて足先に少しの角度をもった前肢。そして力感に満ちた腰部から落ちた後肢は飛節の部分の曲がりによってやや後方に着地する。人の踵(かかと)は犬では後肢の曲がりの部分である飛節になる。これは馬も同じである。

 馬が中指を蹄(ひづめ)になった奇蹄目の馬と脚の違いはあっても身体のつくりが犬と似ているのが競走馬のアラブ馬やサラブレッドである。

 紀州犬や日本犬の腰部は下がっていないが馬と同じように腰部の後が下がった犬もいる。速く走るためにグレーハウンドは競走馬のように尻が下がっている。

 馬は人が跨(またが)るのに都合が良いように凹(おつ)状にくびれている。競走馬はこのに鞍(くら)を掛けて人が乗る。犬の背中は人や物を載せるようにはできていない。ここが違う。

 競走馬のサラブレッドやアラブ馬を見て美しいと思うのと同じように紀州犬を見ると紀州犬は美しい。そのようなことだ。

 かつて馬は人にとって交通手段であった。そして動力でもあった。早く駈けること、力が強いことが馬に求められ、そのことが人の役に立った。

 馬の速く走ること、交通手段は鉄道や自動車や飛行機が取って代わり、情報伝達と交通手段を結びつけることだけに限定すれば無線通信がこれに代わり、いまはインターネット通信がこれを行っている。

 人が馬を飼うことは現代では特別のことを除けば難しい。できないといってよい。

 犬は人が無理せずに飼うことができる。現に私は4頭の紀州犬を飼っている。できることなら2頭でありたい。行きがかり上このようになった。

 何故私は紀州犬を飼うのか。それは行きがかり上のことであり、知り合いに紀州犬を飼う人がいたことによる。

 いま何故、私は紀州犬を飼うのか。これも行きがかり上のことではある。

 そうした行きがかり上のことはあっても紀州犬を飼うことが楽しい。何時でも楽しいということではない。総じて楽しいと結論づけることができる。

 どのようなことが紀州犬を飼う楽しみなのであろうか。それは単純には語れない。語れないからこのような文章をしたためているのである。

 このように難しく紀州犬を飼うことの意味や楽しみを探ることはないではないか。ときどきというより何時でもそのように思う。

 犬が居てその紀州犬の世話をしている、ということだけで良いではないか。自分にこのように言い聞かせる。

 飼い犬の走る姿をみて、飼い犬が寝そべっていいて、飼い主を見つけると嬉しそうにしている犬がいる、そのようなことで良いではないか、と思う。そのように言い聞かせて日々を過ごしている。






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最終更新日  2016年07月05日 05時43分53秒
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