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カテゴリ:紀州犬と柴犬
2020年5月30日に撮影-生後9カ月を過ぎました-紀州犬、胡麻毛、メス。動画。YouTube。
(タイトル及び写真をクリックすると動画を再生できます)https://youtu.be/98_AvTFZ_Yk 紀州犬、胡麻毛、メスが生後9カ月を過ぎた記念撮影。 2週間前にも撮影しております。生後9カ月を4日経過しました。旅行につれだしたついでに撮影しました。朝の内に撮影しました。暑い日になりました。この犬は食べない食事を隠しておく習性があります。輸送ケージが狭いので食事を床に撒き水入れを別にいれておきましたら、食事を丁寧に水の中に移しておりました。2週間前と同じことをしておりました。 この紀州犬、胡麻毛、メスの体高は2020年5月30日の計測で45cmでした。犬の体高は肩甲骨のところで測定します。 柴犬の体高は平均的に、雄は38cmから41cm。雌は35cmから38cmの間です。中型日本犬の紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬の体高 雄の標準体高は52cm、雌は49cmです。 平均的に、雄は49cmから55cm、雌は46cmから49cmの間です。 体高の伸びを含めて成長が緩かったこの犬はこのところ眼に見えて大きくなっています。身体は均整がとれていてとても好ましいです。紀州犬の胡麻毛は世間には知られていないのですが少なからずおります。戦前は胡麻毛の紀州犬のほうが多かったのです。毛の色が白になるとあまりにも単純になってしまいます。胡麻毛の紀州犬は白に近い灰色から黒に近い色までさまざまおります。茶色の毛のことを赤とか丹といいます。灰色と黒の毛とともに丹があわさります。 この胡麻毛は現在のところ単純な胡麻毛です。柴犬の赤毛と比較すると胡麻毛のようすが灰色にもみえます。柴犬は紀州犬をそのまま縮小した体型ではありません。紀州犬の体型の伸びやかさはすぐれた特質であるように思われます。最も犬種団体によって柴犬の体型は違いますから一概には申し上げられません。 白毛の紀州犬は全身が真っ白かというとそうではありません。黒い紙に白い絵の具で犬の形を書いたのが紀州犬の白毛ではないのです。耳先、背筋、尾の先後、肢の裏側などは茶色の毛が混じります。程度はまちまちですが紀州犬の白毛とはそのようなことなのです。 背丈が伸びるのと同時に胸部と腰部がしっかりしました。均整がとれていてとても美しい姿です。口吻部分は日本犬は子犬のころには黒いマスクがあります。この胡麻毛の犬はマスクが薄れました。上顎のマスクは薄れましたが下顎のマスクは残っています。毛の色も黒だったのが茶色の丹に移行してさらに灰色に見えるようすです。現在の状態は胡麻毛です。黒が強ければ黒胡麻です。黒の毛が少なくて茶色に見えれば赤毛です。赤毛と黒毛がうんと少なければ灰色です。灰胡麻になります。山間地の泥水をあびて乾いた状態をぬた毛といいます。灰胡麻とぬた毛の区別があるかどうか知りません。 胡麻毛の紀州犬を飼っていると子犬のときに真っ黒だったのがどのように変化していくかを楽しむことができます。紀州犬の胡麻毛は渋い毛色です。渋好みの人に似合う紀州犬の胡麻毛です。 紀州犬の胡麻毛は千差万別です。何がよいということは一概には言えません。大陸オオカミはヨーロッパオオカミとも灰色オオカミともいいますが、被毛の状態は白に近い灰色から黒と思える状態まで多岐に分布します。紀州犬の胡麻毛の似たようなことだと理解しておくとよいのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月31日 23時12分22秒
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