アコースティックギター
アコースティックギター 人気曲が今すぐ弾ける! [ 馬場一人 ] Stay home!の影響でいよいよ読む本もなくなり、手元にあったギターの本をもう一度読み返した。 順不同になるが、私の趣味は、映画、読書、水泳、仏教、絵手紙、ギター弾き語り、旅行、である。 今回の、Stay home!では、水泳と旅行を切り取られてしまった。 特に水泳は、正直言って、プールにおける殺菌力、消毒力を考えれば、実は、感染症対策にもなっていたので、頭が痛い。 その分、ギター弾き語りの機会が増えた。 レパートリー70曲を自分流の楽譜に書き改め、大きさを統一して、ファイル化したところ、譜面台にバッチリ乗るようになり、1日の演奏数も劇的に増加したのだ。 そんな中もう一度本書を読んだのである。◎ 譜面の進行を覚えよう ○ リピートマーク 譜面上で囲まれた間を繰り返す。 複数回繰り返す場合はリピートマークの下に、✕数字、や、数字times repeat、と記さ れる。 ○ カッコ カッコは繰り返す場所が後半で変わる指示。 1回目は、1カッコに、2回目は1カッコではなく、2カッコに進むという意味。 ○ ダ・カーポ 戻る、指示記号。 譜面下に、 D,C マーク、があったらそこから一番頭の小節に戻る。 ○ ダル・セーニョ 戻る、指示記号。 譜面下に、D,S マーク、があったら、そこから、セーニョまで戻る。 ○ コーダ 進む、指示記号。 譜面上に、to Coda、や toコーダマーク、があったら、譜面を飛ばし後ろに書かれた コーダ、まで進む。 などということはうっすらわかっていたつもりでも、こういうふうな意味があっただなんて思いもよらなかったことだ。 あらためて、Stay home!の意義が見えてきた? 次、◎ 分数コードの仕組み 課題曲で出てきた、G/B、やEm7/A、のように分数表記されているコードについてここで 少し説明しよう。 まず分数で分子にあたる部分にあるのはコードネーム例えば、G/B、ならば、G のコードで構成音は、ソシレ。 通常ならば一番低い音がコードネーム通り、G=ソ、になるように和音で演奏し、Gのダイヤグラムを見てみると確かにそうなっているだろう。 Em7/A、ならば分子のコードはEm7。 構成音は、ミソシレで一番低い音をD=ミになるように音を重ねる。 そして分母は一番低い音を指示している。 つまり、G/Bならば、G=ソではなく分母のB=シの音を一番低くなるように和音で弾きなさいという意味だ。 Em7/Aならば分母の A =ラを一番低い音にして弾く。なんてね。 いやあ、Stay home!のおかげで少しお利口さんになりました。 ギター、我が友、これからも長いおつきあいをお願いします!