改めて姓名表記・・・
改めて姓名表記について日本人の姓名表記その現況日本人以外の姓名表記その現況関連事項基本的には卓球の場面においてのみについての記載です。(敬称略)日本人の姓名表記について、これまで何度も書いていますが、改めて新しい政府からの文書を見つけましたので、ついでにまとめておきます。<首相官邸発表>公用文等における日本人の姓名のローマ字表記に関する関係府省庁連絡会議担当は文化庁国語課決定文書全文 公用文等における日本人の姓名のローマ字表記について 令和元年10月25日 関係府省庁申合せ グローバル社会の進展に伴い,人類の持つ言語や文化の多様性を人類全体が意識し, 生かしていくことがますます重要となっており,このような観点から,日本人の姓名 のローマ字表記については,「姓―名」という日本の伝統に即した表記としていくこ とが大切である。 したがって,今後,各府省庁が作成する公用文等において,日本人の姓名をローマ 字表記する際は,原則として「姓―名」の順で表記することとし,下記のとおり取り 扱うこととする。 なお,本件の対応に当たりシステムの改修を要するなど,特別の事情がある場合は, 当分の間これによらなくてもよい。 記 1 各府省庁が作成する公用文等における日本人の姓名のローマ字表記については,差 し支えのない限り「姓―名」の順を用いることとする。 2 各府省庁が作成する公用文等のうち,次のものを対象とする。なお,国際機関等に より指定された様式があるなど,特段の慣行がある場合は,これによらなくてもよい。 (1)各行政機関が保有する外国語(英語等)のウェブサイト,ソーシャルメディア (2)外国語(英語等)で発信する文書(二国間・多数国間の共同声明等,白書,基本 計画,戦略,答申) (3)我が国及び各行政機関が主催する会議(公開)における名簿,ネームプレート等 (4)外国語(英語等)の文書(書簡,国際機関・相手国などに対し我が方立場を説明 する資料,その他の原議書による決裁を要する文書) (5)外国語(英語等)による行政資料等 (6)我が方大使の信任状・解任状の英仏語訳 (7)交換公文等の署名欄,国際約束の署名権限委任状の英仏語訳 3 各府省庁が作成する公用文等において日本人の姓名をローマ字表記する際に,姓と 名を明確に区別させる必要がある場合には,姓を全て大文字とし(YAMADA Haruo), 「姓―名」の構造を示すこととする。 4 地方公共団体,関係機関等,民間に対しては,日本人の姓名のローマ字表記につい ては,差し支えのない限り「姓―名」の順を用いるよう,配慮を要請するものとする。 5 上記の内容は,令和2年1月1日から実施するものとする。ただし,各府省庁にお いて対応可能なものについては,実施日前から実施することができる。 つまりITO Mimaが正しい表記です。(政府の言う)現況ITTF 成績ページ日本人 姓→名日本人以外 姓→名WTT WRページ日本人 名→姓日本人以外 名→姓中国系 姓→名ITTF掲載のWRITTF&WTT共同文書日本人 名→姓中国系 姓→名以外 名→姓WTTのWR日本人 名→姓中国系 姓→名以外 名→姓ITTFの試合結果・成績 2021/03/09日本人 姓→名中国系 姓→名以外 姓→名現況の結論これが政府の言うグローバルで、卓球の最先端の現場では統一されていないし、日本人の表記は、姓→名(ITO Mima)は少数派で、名→姓(Mima ITO)が多数派に見える。日本人がいくら決めても、外国では違う表記なら意味はない。こまった.....卓球の国際的な統括はITTFなので、ITTFが発表してくれば良いのですが、もう発表済みかもしれません。なぜならWTTが出現するまで、ITTFは随分前から、日本人の表記は姓→名(ITO Mima)でした。2017年の世界選手権の試合結果では、ITO Mimaです。なんとなく、これが正しい気がしてきました。というか、これを知っていたので、私は、外国人の姓名表記についても気にしていました。中韓以外は、どちらが姓なのか名なのかわかりません。SofiaとかMariaなら名かなとは思いますが、Manika BATRAなんて大文字でなければ全くわかりません。今日の最終結論は日本人の英字表記(ローマ字?)は姓 → 名 の順、姓は全て大文字名は先頭一文字のみ大文字で残りは小文字つまりAKAE Kaho(300位記念)今後はこれを意識して、日本人以外も性と名を意識しよう。こんな事、今の若い人は常識(学校で習う)でしょうか?関連事項卓球以外の競技の対応日本サッカー協会JFAが2012年に素早い対応をしていました。2012/04/01 JFAのサイト日本人名のローマ字表記についてその中の参考文面を抜粋参考 文部科学省(当時文部省)国語審議会が、2000年12月8日に答申した「国際社会に対応する日本語の在り方」において、姓名のローマ字表記の問題について触れられています。(以下、該当箇所を抜粋) 姓名のローマ字表記についての考え方 世界の人々の名前の形式は,「名-姓」のもの,「姓-名」のもの,「名」のみのもの,自分の「名」と親の「名」を並べて個人の名称とするものなど多様であり,それぞれが使われる社会の文化や歴史を背景として成立したものである。世界の中で,日本のほか,中国,韓国,ベトナムなどアジアの数か国と,欧米ではハンガリーで「姓-名」の形式が用いられている。 国際交流の機会の拡大に伴い,異なる国の人同士が姓名を紹介し合う機会は増大しつつあると考えられる。また,先に記したように,現在では英語が世界の共通語として情報交流を担う機能を果たしつつあり,それに伴って各国の人名を英文の中にローマ字で書き表すことが増えていくと考えられる。国語審議会としては,人類の持つ言語や文化の多様性を人類全体が意識し,生かしていくべきであるという立場から,そのような際に,一定の書式に従って書かれる名簿や書類などは別として,一般的には各々の人名固有の形式が生きる形で紹介・記述されることが望ましいと考える。 したがって,日本人の姓名については,ローマ字表記においても「姓-名」の順(例えば Yamada Haruo)とすることが望ましい。なお,従来の慣習に基づく誤解を防ぐために,姓をすべて大文字とする(YAMADA Haruo),姓と名の間にコンマを打つ(Yamada,Haruo)などの方法で,「姓-名」の構造を示すことも考えられよう。 今後,官公庁や報道機関等において,日本人の姓名をローマ字で表記する場合,並びに学校教育における英語等の指導においても,以上の趣旨が生かされることを希望する。問題は、日本語での外国人表記。かなカナは、大文字小文字はないので、ペトリッサ・ゾルヤもゾルヤ・ペトリッサも両方出てくるし、中黒(姓と名の間の黒丸/点)がある時もない時もあるので、姓と名の区別がつかない。別問題として、中韓やアジア元日本の漢字領地国や中国からの帰化選手を漢字表記し、強引にカナ読みにする。ト・ガイ・キンやフォン・ティエン・ウェイは英字表記のほうが良いのは普通の卓球ファンだと思うが...失敗しない女...end