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カテゴリ:国内ミステリ
名前だけは有名な幻の名作が復刊された。 題名はやはりクリスティの「検察側の証人」からきているのだろう。 映画化したワイルダーの「情婦」を観た時の衝撃は凄まじいものだったが、今度も負けていない。 「検察側」から題をとるくらいであるから、きっと何か事実が、若しくは事実と思っていたものがひっくり返るんだろうなあ考えながら読んでいたが、それでも尚驚かされた。 それを裸の大将に喩えた道尾秀介による解説は見事だ。 確かに下絵が抜群に巧い。 冒頭を読み返して驚愕。 正に超絶技巧の傑作だ。 何十年前にこんなもん書いてんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.26 04:39:39
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