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2017.12.29
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カテゴリ:SF小説
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日本SF屈指の名作。
途轍もない規模の物語である。

伝説の都市アトランティスを見つめたプラトン、婆羅門の教えの先を見つめた悉達多、永劫の闘いの先を見つめた阿修羅王、神の意思を見つめたナザレのイエス達が、遥か未来サイボーグと化して闘い真実を目指す壮大さに圧倒された。
神とは、この世界をこの世界の外から操る者とは誰なのか。
一体幾つのこの世界の外があるのか。
何の為に破滅は造られるのか。
あしゅらおうが物語の果てに見つけたのは喪失だった。
我々は喪失があるから闘えるのだろうか。
そのままではどうにもならないから闘うだけなのだろうか。
喪失こそが原点で、行動の生みの親というのか。
生が有るから死が有り有が有るから無が有るのではなく、死が有るから生が有り無が有るから有が有る。
探し求める為に真相が有るのだとしたら、一体目的とは何で手段とは何なのだ。

著者が影響を受けた作品に、クラークやヴァン・ヴォートの作品があるのに納得。





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最終更新日  2017.12.29 08:51:09
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