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2006年09月21日
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カテゴリ:政治について
 こんばんは。伊東です。まずは、足の手術の件で沢山の方に心配おかけしました。足の方はおかげさまでやむ事もなくなりました。後は、3分の1になった足の爪が治り、医者のゴーサインが出れば、農作業、党活動に復活します。それまでは療養&勉強の日々です。

 さて、私はまったく興味のない自民党総裁選。正確に言えば、誰が総裁になろうが興味ない、と言うところでしょうか。結果は、安倍晋三氏が66%の得票で新総裁になったそうですが、あえて言えばそんな事もどうでもいいです。一番気になるのは、自民党という政党が、この後どんな法律を通すのか非常に気になる事です。
 この秋の国会で通そうとしている法律…私は、以前「No257 論点整理」で、以下のように触れました。
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 22日から始まるとも言われる国会ですが、次期総理が有力視される安倍氏が、次期国会で「教育基本法改正」「防衛省昇格法案」「共謀罪」の成立を目指すという立場を明らかにした。新聞記事は、淡々と書くが、正直恐ろしい。「教育基本法」を変えて、一定の方向性しか持てない人間を作り出し、「防衛省昇格」で軍事を持つ人の発言力・影響力を増幅させ、それに反する人間を「共謀罪」で、一網打尽して「美しい国」とやらにするのでしょうか。
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 なるほど、いきなり本命(憲法「改正」)を出して、つぶされた日にはこの方が政権を握っている必要がないわけですから、とりあえずは「自民党型政治」に異議を持つ人たちを身動きできないようにしようってわけですか。
 私は、細かいことを細々と語るのが苦手なもので、以下のとおりに「私伊東はどう思っているのか」という事を箇条書きしておきます。

・共謀罪→今年5~6月に国会に提出されたものの、強力な反対運動が起こり、自民党の多数をもってしても通すことができなかった法律案。対象範囲が広く、一般市民の団体も対象になる危険性も。「対テロ」の条約を基に「法律を作らなければならない」という意見もあるようだが、それは「そういう法律がない国に対して」というものであって、日本はその法律は大体整備されている。これがなければテロ犯が捕まえられない、という事はない。

・教育基本法→「自分勝手人間を増やす」「今の『人間崩壊』の原因だ」といわれる事が多いが、自民党政権がこの法律を生かした形跡は見えないし、教育現場でもその実行に当たっては「自ら」の事だけに重きを置いてモノを考えていた勢力もいたことが、この法律に対する「誤解」も生んだ。「競争で序列をつけるのではなく、一人一人をしっかり育てる」精神は大事にしたいし「政治はその条件整備に力を注ぎ、中身にまで立ち入らない」事は「ある一定の勢力に流されてコロコロ教育の内容が変わることがあってはならない」という意味で大事だと考えます。

・防衛省昇格→今の政治を語る上で、軍事に関することを無視していい訳ではない事は承知だが、だからといって、超実力組織の軍隊が発言力を大きくする事は、問題解決に際して「最後はガツンとやってしまえばいいや」的考えに陥りやすくなる。そういう意味で、軍事力保持者の発言力強化には賛成しない。


 とりあえず、簡単に書いてみました。そして、もうひとつ考えなければならないのが、格差社会という現実。安倍氏は「そういう事を過剰に言いまくるマスコミが問題だ」とばかりに文句をたれていましたが、問題なのは、どんなにあがいても「普通の暮らし」さえできなくなっている今の状況ではないでしょうか。
 最近読んだ本の中で「こういう風に格差が広がっていると、人間は『まともな手段でお金を得ようとはしなくなる』」という趣旨の話を読みました。まともにやっても人間らしい生活ができないのなら、ばれなきゃいい、という考えで『まともな手段で~』という行動に至ってしまう。最近よく「女性の隠し撮り」がニュースになることが歩けども、それが金になるから、そういう破廉恥な行動に身を染める人も多くなるのではないかな、とにらんでいます。

 また、友人がこんなことを話していました。
 「パチンコ屋に行って、パチンコをやめようと思って、玉を集計機にかけに行った。そしたら、プリペイドカード忘れたわけよ。取りに戻ったらなくなっていたんだ。この間わずか1分か…2分はなかったぜ。これで4千円無くなってしまったってわけだ。」
 …昔だば「おーい、忘れたぜ」と誰かに届け出る人が当たり前だと思うが、要はこれ、ネコババって奴ですね。人間のモラルというのが、貧乏という状態の前に簡単に突き崩されている現実を、その友人の話から思い知らされた。
 テレビで何か事件がおきると、犯人に対して罵倒に近いくらいのコメントを投げつける人が多いが、その原因になる事をしっかり考えないと、次の犯罪を防ぎとめることができないのでは…話はずれてしまったけども、こういう「問題点を自らの身において考えず『自己責任』という名で突き放す」事が、問題解決を難しくしてしまっているのかな、と思う事がある。

 今秋の国会は、来週から始まります。二大政党の争いに目が向きがちですが、ある一定程度の意見を持つ勢力に対しても、どんな意見を出しているのか、ぜひ見ていただきたいのです。よく「小さい所はいても邪魔だから、その力を野党第一党に結集させろ」という意見も耳にしますが「何をするか」の合意もないままそういう行動を起こしても、途中で空中分解してしまう危険性もあるわけです。とりあえずやる事は「それぞれの立場で自民党のやり方」に異議を申し立てる、その行動の中で「一致点が見つかれば、その点で行動する」ではないでしょうか。それ抜きに「一緒の行動を」といわれても、力を発揮することはできません。そこを踏まえた上で、国民市民を苦しめて恥じない政治を正すために、広く協力してがんばっていきましょう、という事は呼びかけます。
(今日『国旗・国家強制』に対して『違憲』という裁判が下ったが、この国旗・国家法に関しても違憲を二分したままで、国会内の数の力で議決されてしまった事が大きい溝となってしまっています)

 今秋の国会、拙ブログでは日本共産党の国会内外のたたかいと融合・連帯しながら政治記事を書いていく予定にします。ぜひ見ていただければ、と思います。


 このたたかいに、私伊東がどう臨むか…スタイルばかりを書いてみました。こんなん記事でよかったら、クリックお願いします。ブログランキング・にほんブログ村へ 





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最終更新日  2006年09月21日 23時14分40秒
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