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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2007.09.07
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カテゴリ:チェロキー


「パワー・オブ・ストーン」 石の力と力の石
北山耕平 2006/06 荒地出版社 単行本 177p
★★★★★


 この本の表紙を見ていて徳井いつこの「ミステリーストーン」思い出した。二冊とも表紙の雰囲気が似ているばかりではなく、そのストーリーにどこか連続性がある。しかし10年前の徳井の著書に対して、北山のこの本は、やはり同じ時期に雑誌などに書かれたものとは言え、一冊の本として今回出版されるにあたって、リニューアルされている。より今日的な説得力のある内容となっている。

 さて、このブログにおいては、何の方針も決めることなく、気ままに手にふれた本を次から次へと読み続けているのだが、現在のところ、いくつかの、とんがった先端部分というものが見えてくるようになった。

 ひとつは間違いなく
レイ・カーツワイルリサ・ランドールのような進化するテクノロジーの未来であり、未知なる次元を探索しようとする理論物理の世界だ。インターネットやウェブ社会、あるいはケン・ウィルバーのような統合的世界観も、ある意味、未来志向の地球人スピリットの探索と言える。

 それに比して、北山耕平が携えて持ってきているものは、もう一方の極だ。同じ60年代、70年代のカウンターカルチャーに根を持ちながら、ネイティブ・ピーポーのスピリチュアリティに自らの人生を重ねながら、何事かをなそうとしている。それはある意味、カウンターカルチャーに対するカウンターカルチャーを提示しているかのごとくでもある。

 この本のテーマは「石」だ。石をテーマに様々なイメージを膨らませていく。

 「神々」であるはずの日本列島の野生の石器時代人は、日本の朝廷の大陸文字で書かれた歴史においては、平安時代まで「征伐された人、同化せざる人たち」として、「蝦夷(えみし)」「夷(えびす)」「国栖(くず)」「土蜘蛛(つちぐも)」などという種々の「公用差別語」で、都人や公家の世界に恐ろしいものとして登場し、これが後の武家の世の内戦状態を準備していく。p33

 わたしたちは己の内側の深いところで、夢の時間で、つい昨日まで石器時代を生きていた自分と出会う。今が現代であると同時に、石器時代でもあることは、自分の生活を見回してみれば納得もいく。その証拠に、わたしたちは意識していないだけで、今もなお無数の石に取り囲まれて生きているのではないか。わたしたちは石がなければ誰も生きていけないのだ。p37

 石は母なる地球において人類に最初の知恵をもたらした。それは最初の道具となった。最初の火をもたらしたのも石である。創造主の教えや予言が刻み込まれていたのも石だ。最初の武器となったのも石。かつて母なる地球とわたしたちをつないでいた装置、それが石である。そしてそれはまた、今生まれようとしている新しい人間にとって「最後の知恵」をもたらすものである。ここではそれをしばし検証してみたい。p56

 北山の言うべきことの全体像については、もうすこし時間をかけて見ていきたいと思っている。そういえば、まだ北山の原点ともいうべき
「ローリング・サンダー」、まだ読了していないのであった。

 木内小繁の石の書「雲根志」についての紹介や、巻末の石についてのデータベースも興味深い。






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Last updated  2009.02.11 10:00:58
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