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カテゴリ:マーケットプレイス
「BS特集 未来への提言」地球温暖化に挑む ~世界のキーパーソンからのメッセージ~ テレビ番組はいつも漫然と眺めていることが多く、時間が空いたときに、出会い頭に見ていることがほとんどだ。まして昨年は宅配新聞をストップしたので、テレビ番組についてはなおさら疎くなってしまった。テレビでは面白い番組や役立つ番組がたくさん放映されている可能性があるので、貴重な機会を逃していることも多いようだ。 この番組も偶然みたのだが、なかなか関心深い内容だった。再放送も何回もあるようなので、より多くの人々の目に触れることになるだろう。思えば、昨年の「未来の提言」ではリサ・ランドールをとりあげていたのだから、もっと積極的にこの番組をフォローしていたほうがいいのかも知れない。 「地球温暖化に挑む ~世界のキーパーソンからのメッセージ~」は、普段BSで放送されている番組がスペシャル番組として正月の総合テレビで放送されたものだ。温暖化研究の権威でNASAゴダード宇宙研究所所長のジェームズ・ハンセン博士などのインタビューも、NASAの情報の全てを掌握する立場にある人間からのメッセージだとするならば、ますます説得力をもってくる。 ノーベル平和賞を受賞した「不都合な真実」のアル・ゴアや翻訳者の枝廣淳子が登場し、とても無視できない進行中の地球の問題について、多方面から、直裁な提言が行われる。多くの科学者たちが、この「数年以内」に決断しなくてはならない問題を突きつける。 解決策はあるのかないのか。問題の本質を「地球温暖化」だけに限定してしまっていいのか。そしてその根本は「二酸化炭素問題」だけに絞り込んでしまっていいのか。シロートで、あまりこの問題を深く考えたこともない私だが、どうも、なにかがすりかえられてしまっている感じがする。 ゴアのノーベル賞受賞にしても、どこか、作られている感じがして、どうも素直に喜べない。ケニヤの女性活動家のワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAI」 精神などにも心から賛同するけれど、ある特殊な人々がその立場を使って訴えようとしている方法論は、本来の人間活動のなにか根本的な部分が変わらなければ、二酸化炭素ビジネスなどが、かりに一時的に効果を挙げることができるとしても、別な形で、もっともっと深刻な問題が起こってくる可能性がある。 Oshoが「宗教は科学より幾分は前に進み、より以上の高速を達成しなければならない」というとき、本当に地球上の人間たちはその宗教なり精神性なりスピリチュアリティを持ちうることができるのだろうか。対処療法的な部分的な解決策ではなくて、本当に地球人が地球人として進化しうるだけの力を持ちえているのだろうか。この機会を有効に使い切ることができるのだろうか。 「現在、状況はほとんど何らかの宗教が創設され、強力で活力に溢れた一大運動を起こすことができなければ、全人類が絶滅するかも知れないほどの事態に到っている。」という認識を地球人全体で共有することができるなら、本当にこの危機的な事態は回避できるのか。あるいは、「数年以内」での決断は、やはり無理なのか。正月そうそうのテレビ番組としては秀作であったが、問題の本質そのものについては、やや憂鬱にならざるを得なかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.02 17:53:11
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