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カテゴリ:読書 小説
ハードボイルドというか、ハーフボイルド探偵の仮面ライダーW、ハードボイルドとはどういうものかと説明するために翔太郎が手に取った1冊がフィリップ・マーロウが主人公のレイモンド・チャンドラーの「ロング・グッド・バイ」になります。
ハードボイルド小説はそれほど手に取らないですし、これを機会にもっと手を伸ばそうと思いながら、結局作中に出てきた「ロング・グッド・バイ」しか読まないまま、仮面ライダーWは最終回を迎えてしまいました。 ここで、ハードボイルドに手を出さないとなると新規のものは、もう手を出さないだろうなと言う事で、今回手にしたのが本作。 「ロング・グッド・バイ」ならぬ「ロング・ドッグ・バイ」です。 ハードボイルドはハードボイルドですが、主人公は犬になります(笑) 犬がとある不可思議な事件をきっかけに、その後ろでささやかれる怪奇現象としか思えないものまでを推理し解決するという、犬が主人公で無ければそれほど突飛ではないですが、いかんせん犬が主人公ですのでね。 基本的に私は本物の動物を苦手としていますし、動物好きな人=善人みたいな印象操作を蛇蝎のごとく嫌っているくらいのものだったりするのですが、そんな私でも楽しく読む事が出来る1冊でしたね。 犬好きにはもっと楽しめるんじゃないかなと思えますね、いろんな種類の犬が登場しますので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月23日 20時36分44秒
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